赤江珠緒復帰記念！リスナー・パーソナリティー・スタッフの素敵な三角関係『赤江珠緒たまむすび』【全国ラジオ特集 発売記念⑤】【無料記事】
※現在発売中の「別冊TV Bros.全国ラジオ特集powered by radiko」で掲載中の特集から、未公開トークや追加取材を交えた特集をお送りします。
TBSラジオのお昼の顔『たまむすび』は、2012年にスタートして今年で9年目に突入。「以前は親や義理の親は聴いていない前提でしゃべってたんですけど、最近は親戚も聞くのでちょっと要注意です(笑)」というパーソナリティーの赤江珠緒が、6月8日に約2カ月間の自宅療養を経て、番組に復帰。そこで、今年2月に取材した、『たまむすび』の魅力を聞いたインタビューをおおくりする。
（本記事は、3月25日発売「別冊TV Bros.全国ラジオ特集powered by radiko」での取材の再編集になります）
取材・文／やきそばかおる 撮影／横山マサト
リスナーの皆さんとの厚い関係
――『たまむすび』は各曜日のパートナーが特に個性派揃いで、ファミリー感が強い気がします。
不思議なことに、しょっちゅう集まっているわけではないのに、そう言っていただけることがあるからありがたいです。実は年に1度、会うか会わないか、というくらいだったりするんですけどね。最近で言えば2月に「RADIO EXPO」で集まったくらいです。
――リスナーも含めて、パーソナリティー、スタッフの間に素敵な三角関係がありますよね。
リスナーの皆さんとの厚い関係がありますよね。私は以前に平日のテレビ番組を担当していて、その時も「観てます」って言ってくださる方がいましたけど、ラジオとリスナーさんの距離感の詰め方は違うんです。もっと親近感を持って「ああ、珠ちゃーん！」みたいに言ってくださったりするんです。この間も街を歩いていて。「カバンのチャック、開いてますよ」って言って「シーッ」と締めてくださったリスナーさんがいて。「おおっ、すいません」みたいな(笑)。たぶんテレビの時に「観ています」っていう人だったらそこまでやってくれなかったんじゃないかな、みたいなのはありますね。
――赤江さんは人を惹きつける不思議な魅力を感じますが、ラジオで話すにあたり「こういう人の喋りをしたい」と憧れている方はいらっしゃいますか？
う〜ん、いませんね(笑)。実は誰かのようになりたいと思ったことはなくて、小さな頃から自分の山を登りたいと思ってました。「昨日の自分よりも、ちょっといいものが出せないかな」というような意識が強いんです。私にとって他の人は違う山ですね。
――オリジナル感というのは……すごくわかります(笑)。
正解が分からないことを突き詰めている方が面白いですね。
――今はradikoでいろいろな番組を聴けるようになり、『たまむすび』も全国各地で聴いている人が多いですが、赤江さんが気になる番組はありますか？
松重豊さんの息子さんがスタッフに加わりまして、松重さんのお父さまのラジオ番組（※）も聴くようになりました。音楽に関する扉が多くて「こんな音楽、知らなかった」という発見があるんです。しかも首都圏だったらラジオやradikoでタダで聴けるし、タイムフリーを使えば好きな時間に楽しめるので、こんないいことはないですよね。自分のお気に入りのラジオ番組の話をひとつでも言えると素敵ですよね。ウイスキーの銘柄を説明するかの如く「あれがさ…」みたいに（笑）。
※『深夜の音楽食堂』（FMヨコハマ 毎週水曜深夜0・30）
▲撮影時にコツをつかんだという赤江さん。撮影後に放送でも語った、アンミカさんの境地に達した1枚をここに初公開。
＜プロフィール＞
赤江珠緒（あかえ・たまお）●1975年兵庫県生まれ。朝日放送退社後、フリーアナウンサーに転身。2012年4月より『赤江珠緒たまむすび』（TBSラジオ）のパーソナリティーを務める。
＜番組情報＞
『赤江珠緒たまむすび』
東京・TBSラジオ 毎週月～木後1・00～3・30
出演 月～木曜 赤江珠緒 月曜 カンニング竹山 火曜 山里亮太 水曜 博多大吉 木曜 土屋礼央
（金曜は『金曜たまむすび』として放送。出演は外山惠理、玉袋筋太郎）
●’12年4月スタートの全国的人気の午後ワイド番組。’19年12月に放送2000回を迎えた。生放送中のミスや失言の多さから、「ポンコツ工場長」との愛称で呼ばれる赤江だが、そこも魅力の1つ。
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