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TV Bros.note版

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2021年11月の記事一覧

TV Bros. note版、11月号の見どころ

TV Bros.が展開するWebマガジン「TV Bros. note版」。独自の目線でカルチャーを紹介する”ブロスっぽさ”もそのままに、ネットメディア界の泡沫である編集部一同が、力を合わせてWebのすみっこを独占すべく日々奮闘しております。今回は、これまでにアップした記事をプレイバック! 11月分をお届けしま〜す! <連載>パワーアップ復帰宣言!に向けての今【藤田菜七子 2021年11月号 連載】 10月17日の新潟競馬場2Rで、騎乗中に負傷し、左鎖骨を骨折し手術を受けた

【2021年11月号 爆笑問題 連載】『2021年のハロウィン』『イカ娘』天下御免の向こう見ず

2020年5月号(無料)はこちら <文・太田光> 2021年のハロウィン 10月31日。ハロウィンの夜。この国では衆議院選挙の投票日であり、テレビでは常軌を逸した開票速報が放映されていた。  例年仮装した人々でゴッタ返すはずの渋谷は、新型コロナウィルスのパンデミックにより、去年から自粛ムードが続いており、秋以降感染者の数は激減したものの、今年も人はまばらで、仮装した若者達もいるにはいたが、皆マスクを着用し、酒を飲んで暴れることもなく行儀良く歩くだけで、目立った混乱は見られな

プロレス中継の副音声のあり方とは【連載『神田伯山の“真”日本プロレス』延長戦!2021年11月号】

待望のシーズン2も決定(ただし、放送時期は未定)したCSテレ朝チャンネル2『神田伯山の“真”日本プロレス』でおなじみの講談師・神田伯山&アナウンサー・清野茂樹の名コンビ。2人は今年1月4日の東京ドーム大会に続き、10月21日に行われた「G1 CLIMAX 31」優勝決定戦でも新日本プロレス中継の副音声を担当。相変わらずのフリーすぎるトークで、プロレスマニアのハートをわしづかみにした。副音声のあるべき姿を追求し、前人未到(というか、誰も登ろうとしていない)の「副音声の最高峰」を

押井守のサブぃカルチャー70年「漫画の巻 その2」【2021年11月号 押井守 連載第32回】

今回も前回に引き続いて「漫画」の話題。「漫画を雑誌で語る」という方針での前置きを終え、ついに『ガロ』と『COM』のお話です! 取材・構成/渡辺麻紀 連載第0回(無料)はこちら 前回の連載第31回(「漫画の巻」)はこちら 連載バックナンバーはこちら 当時の少年漫画の一線を超えた表現があった『ガロ』と『COM』――漫画というサブカルを語っていただいていますが、押井さんはそれを作家ではなく、漫画雑誌の在り方や歴史で語ったほうが本質に近づけるとおっしゃっています。前回は、月刊から

パワーアップ復帰宣言!に向けての今【藤田菜七子 2021年11月号 連載】

連載第1回(無料)はこちら バックナンバーはこちら 先月の冒頭にあった、編集部からのコメント… 今回の連載は、10月13日にいただいたものです。 その後、藤田菜七子騎手は、17日の新潟競馬場2Rで、騎乗中に負傷。左鎖骨骨折の手術を受け、現在は、騎乗を取り止めております。 編集部一同、一日もはやい完全復帰を心より願っております。 …というのを目にして、驚いた方がたくさんいらっしゃったと思います。ご心配をおかけしました。 自分でお伝えできればよかったのですが、とてもそんな状

【11月号】掟ポルシェ連載「大切な思い出がツバまみれ2」

おしり兼たんていな彼 「おしりたんてい」である。なんということだろう。「おしり」なのに、「探偵」だというのだ。職業選択の自由ここに極まれりであろう。物心ついた時、人は自分が何物であるかに気づく。性別…国籍…趣味嗜好…自らに纏わりつくカテゴライズの嵐。彼の場合、「頭部がおしり」であることが、自分を最大に規定しているものだと理解したのであろう。彼は、「私は人間である前におしりなのだ」、「そして、おしりであると同時にたんていなのだ」と考え、おしり&探偵を自らのアイデンティティとして

第18回 劇画狼が選ぶ、来年単行本が出そうなオススメ作品いくつか!

ということで! どこにもいない皆様お待たせしました! もう来月になったらいろんな所で年末のマンガランキングが発表される時期になるので、それに先駆けて、そのランキング予想とは関係なく「単行本まだ出てないけど今年いいマンガが始まってるから来年楽しみ!」というものの中から、もちろん暴力と殺戮の作品をいくつか挙げていきたいと思います。 まずは『ゲモノが通す』ですが、これはいいですよ。 寝る時間以外は全部現場作業をしている人間だけができる思考とコミュニケーション。圧倒的な熱さが反一方

猫のつまらない話 第17回【11月号 能町みね子 連載】

文&題字イラスト/能町みね子 写真/サムソン高橋 前回ほかバックナンバーはコチラ! <お知らせ> 11/25(いいニャンコの日)発売の『ネコブロスvol.2』に、この夏の小町との旅話「猫のつまらない話〜青森避暑番外編〜」を寄稿&撮り下ろし写真の掲載をしています。「ねこつま」(そんな略し方、たった今初めてした)ファンのみなさま必見でございます! そういえば小町をうちに迎える前にネコニティブルーだった私、ネコニティブルーとなった一因は、猫を病気にしてしまったらどうしよう!?

「フィクションの片隅で無意味に殺された君のための作品レビュー」【戸田真琴 2021年11月号連載】『肯定のフィロソフィー』

本記事は『イカゲーム』のネタバレを含みます。  “生”の実感が希薄になり、夢を追うよりも今日を生き延びることが優先事項にならざるを得ない社会情勢の中で、もしも作品の鑑賞によってまざまざと"生きている実感"が得られるとしたら、それは十分エンタメとして機能するだろう。「虚像の理想を捨て、実像としての生を獲得せよ」が現代における最重要課題であると個人的にも考えているし、近年は第一話で主人公の家族が皆殺しにされる漫画が億を超える部数のヒットを出し、"人がほとんど死なない冒険物語”が

私はこんなカラオケをやってきた……カラオケから遠く離れて【久保みねヒャダこじらせブロス 連載】

10月23日に開催されたこじらせオンラインライブ(ゲスト:藤井隆)の収録後のおしゃべりです。藤井さんに刺激されたのか、気が付けばコロナ禍ですっかり遠ざかってしまったカラオケの話になりました。 構成/前田隆弘 時差のある生活──Zoomが普及してそろそろ1年半になりますけど、みなさん上手く使えてます?  能町 やりづらいですよね。相手の反応が読み取りにくかったりするし。 ──ほんのちょっとのタイムラグ、いまだに全然慣れないです。何か言った後の1、2秒の空白が怖くて。 能

自分に対するハードルを下げる、とにかく下げる【岩井秀人 連載 11月号】

最近もいたって健康的に生きている。 なんと毎朝、筋トレをしている。人は変わるものだ。 以前は、自分は何一つ鍛えてないのに、どこかで格闘家が言っていた「実際に戦うための筋肉と、見せるための筋肉は全く違うものだ」という言葉を盾に、「鍛えるなんてダサいね」と、ただ寝転んでいることを選んでいたし、これまたなんの根拠もないのに「真に強い男とは、鍛えたりもしないで強いもののはず」といったことをボンヤリ考えながら、やはり寝転んでいた。まあ、そもそも誰と戦うつもりでもない。 そう、筋ト

【毎月1日と15日は星占いの日!】11/15~11/30の運勢 【ありえ~る・ろどんのWebでも星に聞いてくれ!】

プロフィール>ありえ~る・ろどん●主にタロットカードを使う占い師。ピンポイントで怖いほど当てるが、ありえ~る本人は占い結果を覚えていない。趣味はギター。悪い”気”が溜まるとギターで追い払う。パワーは主に出雲大社で充電するが、近所の居酒屋でも充電できる。 11/15(月)から 11/30(火)の運勢はこちら!

押井守のサブぃカルチャー70年「漫画の巻」【2021年11月号 押井守 連載第31回】

今回は、カルチャーとしての「漫画」について。好きな漫画は? という話にさっと行きたいところですが、まずは“助走”をお楽しみください。 取材・構成/渡辺麻紀 連載第0回(無料)はこちら 前回の連載第30回(「川井憲次の巻」)はこちら 連載バックナンバーはこちら 日本での漫画の歴史を語るというのはメディア、つまり漫画誌を語ること――今回は漫画についてお話をお伺いしたいと思います。これまでも石ノ森章太郎や手塚治虫についてはお伺いしているんですが、いわゆる「漫画」というカルチャー

受験生の娘に嫌われたくないけど勉強をさせたいお母さんからのお悩みです【2021年11月 光浦靖子連載「傷なめクラブ」】

みつうら・やすこ●エッセイ集「50歳になりまして」、手芸作品集「私が作って私がときめく自家発電ブローチ集」ともに文藝春秋より発売中です。 近況:バンクーバーは毎日雨です。寒いです。こないだテニスをしたら腰を悪くしました。サーモンフィッシングに行って、また腰を悪くしました。授業中に白湯を飲んでむせました。クラスメイトが笑いました。気持ちだけは10代、20代です。 <今月のお悩み>娘を持つシングルマザーです。受験のシーズンが近づくにつれて、どう考えても勉強をさせないといけない