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新生児が今日で終わる息子


生後28日未満の赤ちゃんを「新生児」と呼ぶ。

そして今日、息子の「新生児」の時期が終わる。


お疲れ自分!!!!


初めての出産、慣れない育児、襲いかかる睡眠不足……頑張った、頑張ったよ自分……!!!

目まぐるしく過ぎていった毎日。その中で起きたハプニングを紹介したいと思います。

(ハプニングといってもクスッと笑えるような軽いものなので、気楽に読んでください笑)


昼夜逆転生活がはじまる



前のnoteにも書いたのですが、妊娠中は「無事に産めるのかな」と不安になり、産後のことはあまり調べませんでした。

そして迎えた出産・子育て。聞くこと、調べたこと全てが知らない状態です。

ほとんどの情報は「ほー」「へー」とか頷きながら見ていたのですが、昼夜逆転生活になるのは事前に知りたかった……!!!

調べなかった自分が悪いんですが!!でも妊娠用アプリや雑誌、どこにも書いていなかった!!(と思う)

妊娠中は「夜泣きが酷かったら起きる」と思っていたのです。つまり夜泣きが酷くなければ自分も寝れるのだと。

しかし実際は「3時間ごとに起きて授乳しなくてはいけない」という……

産後の入院中に「夜中の0時と3時、朝の6時に起きて授乳してね〜」と助産師さんに言われた時は、「え?!」と心の中でビビり散らかしました。

さらに3時間ごとにきっちり寝てくれるわけではなく、1時間や2時間あけて起きることも。しかも授乳やおむつ換えで最低30分くらいかかるし!!容赦なく削られていく睡眠時間。

産休中の方、罪悪感など抱かなくて大丈夫です。めちゃめちゃ寝ましょう。

ほんと世の中のお母さんってすごいよ……


一日60グラム増えている我が息子


新生児は1日30g増えてるのが平均と言われています。

退院してからも、母乳とミルクの混合で育てていました。「体重足りなかったら…」「逆に増え過ぎていたら…」不安になりながら、2週間健診を迎えます。

そしてまさかの、1日60gのペースで体重が増えていました。

いや、2倍!

助産師さんからは「ミルク減らそうか〜」くらいのアドバイスで終わりました。

ただ初めての子育て。「体重 新生児 増えすぎ」と調べては不安になっていました。

が、ネガティブ情報を見すぎて、完全に疲れました。そして一周回って割り切りました(笑)

肌ツヤもいいし、元気に手足動いてるし、イケるイケる!!!ハイハイしはじめたら痩せるっしょ!!!

そんな感じで今は子育てしています(笑)


膝の上でウンコをぶちまける


縦抱きにして、授乳していた時のことでした……

いきなり「ブフォ!!!!」と大音量が部屋に響きます。

我が子は「え?ウンコ?してませんけど?」みたいな顔で、おっぱいを吸い続けます。

いやいやいや、めっっちゃ大きな音を鳴らしたじゃん!!とツッコミながらも、その時は笑っていました。

しかし私の膝に生暖かい感触が……

授乳が終わり、おそるおそる息子を持ち上げると、私の膝に大量のウンコが……

「あああああああ」と絶望しながら主人を呼びました(笑)

それにしても授乳中にウンコすることが多いのですが、何でですかね?
体勢が変わって出やすくなるのか……?


授乳中に乳首をつまんでくる


入院中は吸うことで精一杯だった我が息子……

吸っている最中に寝ることもしばしばありました。

しかし2週間も経つと、吸う力も強くなり、左右10分くらい吸わせても寝ることは少なくなりました。

さらに動きもだんだん激しくなり、体を大きく仰け反ることも。

「うあああああああ!!!」と泣きながら、イナバウアーされることも。

「いや、おっぱい!!目の前にあるから!」とツッコミ入れながら、イナバウアーする息子と戦う日々です(笑)

そして困っているのは、近くにあるものを握り返す反射「把握反射」

お母さんの指を握りしめる赤ちゃんの手……すごく可愛い反射です。

しかし我が子は授乳中に、乳首に対してやってきます。

さらに新生児の手って、氷のように冷たいんですよね。

「あああああ、握っちゃだめ!冷たっ!!」と叫びながら、授乳する日々です(笑)



他にも色々ありました


会陰切開の傷が痛い

妊娠中、2ヶ月くらい会陰マッサージしてたけど、切開することになりました。

産後2週間くらいマジで苦しみました。座っても痛い、歩いても痛い、トイレも痛い……。

これ本当に治るのかな…と不安になった時もありました。大丈夫です、ちゃんと治ります。


悪夢を見まくる1週間


退院してから1週間ほど、悪夢を見まくっていました。

夜間授乳のため分割睡眠になるのですが、そのたびに悪夢を見るので、1日4回くらい見ることも。新手の拷問か?

理由としてはおそらく、息子がきちんと寝ているか不安になっていたこと。

「ちゃんと生きてる?また泣かないかな?」などの不安が頭の中で占め、寝ている間もずっと緊張状態。ようやく寝れたとしても、不安が具現化したのか悪夢を見まくっていました。

ただ慣れるのが人間。1週間くらい経つと、夢を見ることなく、気絶するように寝れるようになりました。(それは慣れなのか?)


ノンストップぐずり


SNS体験談で見る「朝までずっとぐずっている」状態には一度も遭遇したことがありません。

しかし出生から3週間ほど経った頃でしょうか、22:00~3:00までずっとぐずっていることがありました。

母乳あげて寝始める→私も寝る→30分後にぐずる

これを永遠にループしていました。

私がウトウトしはじめると決まって泣くので「狙ってやってる?」と思いながら、ひたすらあやしていました。


もうこの子の新生児の時期は来ない


出産から1ヶ月、初めての子育てで起きたハプニングを紹介しました。

ホルモンの影響で不安になったり、寝不足でフラフラしたり、ちゃんと子育てできているか分からなくなったり、何もかもが手探りな1ヶ月でした。

同時に「目が私に似てきた」「蹴る力強くなったね」「このポーズかわいい!!」など、主人と一緒に息子の変化を言い合うのは、とてもとても幸福な時間でした。

他にも幸せな瞬間はたくさんありました。

「きゅぴ…」と息子が鳴き声をあげた時は、2人でくすくす笑いました。
おっぱいを必死で吸い、上目づかいをする息子のかわいさに胸が締めつけられました。
午後の柔らかな光に包まれて、穏やかな寝息をたてる息子を見た時は、泣きそうなくらい愛おしくなりました。

この1ヶ月、大変だったけれど、もうこの子の新生児の時期は来ないと思うと、急激に寂しさが襲ってきました。

けれども「同じ1ヶ月をもう一回過ごしたいか?」と聞かれたら、「それはちょっと…」となる(笑)。20年後とかならやってみたいかも。

私って身勝手だなぁ。

これからも「大変!」と「さびしい」を繰り返しながら、子育てをしていくのだと思います。新生児の1ヶ月は、それを教えてくれた時間でした。


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