産休に入って、自分が疲れていることに気づいた話
こんにちは、露つゆりです。
前回「逆子灸を受けた話」を書きました。
その時に「逆子になった原因は、冷えと疲れです」と鍼灸師の方に言われたのですが、正直その時はピンときていませんでした。
確かに33週まで仕事していましたが、フルリモートワークで、嫌な上司や同僚なんかもいません。
仕事自体に四苦八苦することはあっても、マイナスなストレスは感じていませんでした。
そのため「仕事の疲れ」と言われても、「そんな感じてないけどなー」と思っていました。
しかしいざ産休に入り、自分の体に気を使いはじめると、
「あれ、私って疲れてたのでは……?」
そう感じることがあったので、記事に書いていきます。
いくらでも寝れてしまう
まず驚いたのはこれでした。
鍼灸師さんから「疲れてるので、ひたすらゴロ寝してください」と言われた私。
ソファーにゴロン、カーペットにゴロンと、ごろごろしまくります。
テレビやスマホを見ないようにめぐリズムすること5分
( ˘ω˘ )スヤァ…
そんなことが一日5回くらい続き、さすがに違和感を抱きます。
「いくらなんでも寝れすぎでは……?」
夜の睡眠と、ゴロ寝している間の睡眠を合計すると、1日13時間くらいは寝ているのではないでしょうか。
「ごろごろして」と言われた時は、「やることないと落ち着かないんだよなー」と思っていたのですが、今のところ夢の世界へひとっ飛びです。
「あれ、私って意外と疲れていたのか……?」
そう疑問を抱くには時間がかかりませんでした。
夜は8時間以上寝てたはずだけど……
「なぜこんなに眠れるのかな?睡眠不足なのかな?」と思ったのですが、私は基本8時間は寝ています。
日中も睡眠不足を感じたこともなかったです。
しかし思い返すと、夜中に尿意や腰痛で起きることもしばしばありました。
腰の痛みが長引いて、1時間くらい眠れなかったこともあります。
布団に入っている時間自体は8時間だけど、体はゆっくり休めていなかったのかな……と反省しました。
結構アクティブに行動していた
妊娠後期になってからも、電車で1時間くらい揺られてデパートへ行ったり、1日10000歩の散歩をしたりしていました。
他にも風呂上がりに30分ヨガをしたり、スクワットをしたりと、無理のない範囲で運動をしていました。
どれも自分がやりたくてしたことで、ストレスになっていないと思っていたのですが、体は疲れていたのかもしれません。
今は運動は最低限にして、ひたすら寝るようにしています。
早めの産休にホッとする自分がいた
逆子になったこと
体が疲れていること
有給が余っていること
もろもろが重なり、1週間くらい産休を早めました。
最初に「仕事でストレスは感じていない」と書きました。
理由としては、まずフルリモートワークが挙げられます。
電車通勤がなく、体力仕事でもないので、体の負担は少なかったです。
あとは人間関係で悩むことがほとんどなかったもあります。
エンジニアという職業柄、私以外、男性だったのですが程よい距離感で気を使ってもらいました。
技術的に難しい部分もあり、そこで苦労することはあっても、人間関係で悩むことはありませんでした。
しかし、いざ産休に入ると「ホッとする」自分がいました。
ストレスを感じていないと思っていても、気は張っていたのかもしれません。
あと仕事に集中すると、何時間も座りっぱなしになってしまい、腰痛の原因にもなっていたのも大きいと思います。
産休初日、布団の中で目が覚めた時、
(ミーティングや進捗など気にせず、ひたすら休んでいいんだ)
そう安心したのを覚えています。
心より体が先に限界が来ていたのかもしれません。
自分の内に意識を向けよう
思えば妊娠中は、
「仕事してるし」
「ストレス溜めちゃダメだし」
などなど言い訳をして、内省することが少なかった気がします。
コーヒーは1日3杯飲むし、刺身は大好きだし、アイスは毎日食べてたし……
ただ逆子と診断されてからは、自分なりに食生活を改善するようになりました。
他にも「子供が産まれたらしばらくできない!」とデパートに出かけたり、ホテルに泊まったり、自分の体力を省みずに、散歩やヨガをしたり……
後悔は全くありませんが、もう少し自分の内に目を向けようと決意しました。
おそらく今まで、お腹の赤ん坊も順調に育っていたし、自分の体調も大きく崩れたことがなかったし、油断していたのだと思います。
ただ実際ごろごろすると、1日中寝れてしまうし、仕事が休めてホッとしているし、気づいていなかったことがたくさんありました。
「一つの命が順調に育つこと」
それは運が良いとかそんなレベルではなく、奇跡に近いことなんだと、再認識して産休はゆっくり休もうと思います。
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