『ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?』
担当編集者が語る!注目翻訳書 第17回
『ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?』
著者:フィリップ・フック 訳者:中山ゆかり
フィルムアート社 2018年8月出版
なぜ高い? 気になる「アートとお金」の疑問に答える現在のアート市場で最高額の絵画は、イエス・キリストを描いたレオナルド・ダ・ヴィンチの『サルバトール・ムンディ』(世界の救世主)という。昨年、オークション会社クリスティーズで取引されたその額は、4億5030万ドルを記録。日本円にして500億円を