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「物件所有者が良心的な工務店を確保しておくことは、数百万円拾うことと同じ」という話
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キッチンの蛍光灯が切れかかっていたので「ええ加減LEDに換えたろ」と考え、ネットでシーリングライトを買ったんですわ。
ところが我が家はその古さゆえに天井の穴から直接電線が伸びており、上のシーリングLEDライトを簡単に取り付けることができない。
取り付けるためには下のようなシーリングカセットをまず設置しなくてはならないのだ。
カセット自体は数百円だが作業がまあまあめんどくさい。解説サイトなどもあって素人でも頑張ればやれないことはないのだが、プロに頼んだほうが無難ということで、知り合いの工務店に依頼することにした。
すると、二日後には取り掛かってくれて作業時間は10分、価格は3000円、処分しにくい蛍光灯ゴミなども引き取ってくれた。持つべきものは信頼できる工務店である。薄暗かった台所も見違えるように明るくなった。
当該工務店には以前にも何度か仕事を依頼したことがあり、その中でもっとも高価だったのは「実家の老朽化したウッドデッキを撤去してアルミデッキに交換する」というものだ。
(イメージ)
ただこれには一悶着あって、実家の購入元である不動産屋に見積もりを出させたところ、200万と書かれ目が落ちそうになってしまった。
そこで、上述の工務店にも相見積もりを取ったところなんと80万。
それ以来、大手不動産のリフォーム見積もりはいっさい採用しないことにしたのだ。おそらく下請け工務店に投げた上で、マージンを乗せまくっているのだろう。
「不動産屋は家を買うところ。工務店は家を直すところ」この認識マジ大事。
細かい仕事でも、安いネット家電を持ち込んでも請け負ってくれる良心的な工務店を見つけておくことは、マイホームオーナーの生涯出費を数百万〜下げてくれる可能性があるのだ。
見つけ方もさほど難しくはない。信頼できるツテからの紹介であればそもそも問題は無いのだが、それでなくともとりあえず大手不動産には発注せずに、近所にあるいくつかの工務店から相見積もりを取るだけである。
その後は言うまでもないことだが、最も安い工務店へ優先的に依頼すれば良いのだ。
みなさんも生涯累計数百万〜をドブに捨てたくないならば、頼れる工務店をちゃんと探しておいたほうが良いし、当然のことながら、浮いたカネは各々のじんせいのために有意義に使ったほうがきっと幸せになりやすいのだ。
(了)
お酒を飲みます