女はリスクを選べるか
本稿は(特に女性の)皆さんに、自分とその周囲のみならず女性全体(ここが大事)についての結婚や賃金に対する考えをお尋ねしたい、という趣旨であります。
それだけだと漠然としすぎるので、管見の範囲で既に主張されているいくつかのモデルについて列挙いたします。
1.男が頼り甲斐を見せて女をリードしたり扶養したりすべきである。/(ここから女性のデメリット)そのかわり、男女の賃金格差は受け入れるべきだ。多くの女が男に扶養されたりリードされるためには男に地位や金が必要だからだ。
2.男女の賃金格差は無くすべきである。/そのかわり、女も今以上に男をリードしたり奢ったり扶養したりするべきだ。具体的には主夫率なども同等にすべきであるし、男に奢られようとしたり、精神的、身体的、経済的に男を頼ろうとする女は批判されるべきだ。
3.男女の賃金格差は無くすべきであるし、女が男に諸々の面で頼ろうとする本能的要求も否定すべきではない。/そのかわり、男が女をリードしたり扶養したりすることを拒む権利についても認めざるを得ない。必然的に未婚率は上がるし、女の多くも婚活に苦しむことになるが(実際そうなっているし、たとえ自分や身内がそういう立場になったとしても)甘んじて受け入れるべきだ。
他にもあるかも知れませんが、代表的なものとして思いつくものは、とりあえず以上であります。
私の実感としてはメリットばかりを声高に求めてそれに伴う構造的デメリットを知覚しない、あるいは知覚しながら無視する女性(男性も)のほうが多い印象です。このあたりセクハラ問題と相似形かもしれませんね。
「いやいやそれはオトナの女をナメすぎだろう。女というのはお前が思っているより遥かに理性的な生き物だ」というご意見もきっとあるでしょうし、実は私としてもそれを望んでおります。
なんにせよ各種メリットのみならず、デメリットまで踏まえた建設的な議論がなされることを期待しつつ、本稿の締め括りといたします。
(了)
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テーマは「モテと暴力性とサイコパス」です。
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