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セクハラ批判の先にやってくる景色

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セクハラ・マンスプレイニングなどへの批判の多くがくだらないのは、基本的に女が受け身のため起こる現象であるからだ。

女が男のチチケツを触っても大して怒られないし(なんなら喜ばれるし)ウンチクを述べたところで大抵の場合は「へーそーなんだー、物知りだねー」で済む話なのだ。

また「セクハラ・マンスプレイニングを極度に制限した場合、男から女への口説きのコストを上げて制限してるのと同じになること」について自覚的な女も少ない。

さらに、女は男の口説きを批判して(ときに無自覚に)制限しようとはするものの、女は受け身の姿勢をまず崩さない。

つまるところ、男からの口説きを制限したところで、女から口説くケースがそれを補完するほど増えたりはしないため、マッチング自体が減るということである。

それを避けるならば、余程酷いセクハラ等以外は放置するしかないよねっていう。これを剥き出しの言葉で記すならば「セクハラは泣き寝入りしろ」となるわけだが、さすがにやや言葉足らずで挑発的に過ぎるため、より厳密かつ補完的に書いておく。だが、主張内容としてはあまり変わりはない。ほとんどレトリックの問題である。

そのほかの女側の帰結としては「セクハラ等の批判をさらに高めて、男の草食化、ミグタウ化を甘受する」というものがある。

この現象は「スマートな口説きを駆使できる男だけをスクリーニングできる」というメリットと表裏一体でもある。

しかし、そのような男は比率的に少ないので、一夫一妻制のもとでは未婚男性はもちろん未婚女性も増加する。さらに、その手の男は女性獲得能力が高い以上、どうしても浮気率も高い。これらのデメリットについては、女側としてもある程度受け止めるしかないのではなかろうか。

と、書くと「そんなの浮気する男が悪いに決まってんじゃんムキー!」みたいな批判も予想されるが、よく考えて欲しい。男が浮気するには当たり前だが相手が必要なのだ。早い話が女も浮気しているだけっていう。

これを読んでるあなたの周りにも居るのではなかろうか。浮気や不倫の類を軽く考えて、ときには誇らしげに語る女たちが

これらを撃滅したいのなら制度的にやるしかなく、自由恋愛はある程度諦める必要がある。具体的にいうと、どこぞの宗教国家みたいに浮気者は男も女も石打ちするとかそういう。

話を戻そう。

まさに現状が「恋愛力が高く、浮気がちな男女が無双している景色」であるが、それについて女の多くはまるで泰然と受け止められていないと感じる。

草食男子やミグタウへの批判も根強いし(女が恋愛市場から追い出したんでしょ)浮気されたらされたでギャースカ騒ぐし(女も浮気するし女が浮気男をスクリーニングした結果でしょ)行き遅れそうになったら婚活婚活と大騒ぎ(イケてる男は少数なんだから、女の人気がそれに集中したら行き遅れが大量発生するに決まってるでしょ)だ。

どれもこれも「女たちの要求が起こした当然の結果なんだから、ガタガタ言わないでほしい」というのが正直な感想である。(一応付け加えおくと、これらの女の言い分に協調し、扇動する男も多々存在するため共犯であると考えている。「全責任は女にある」とまでは言わない)

もう一つの対処法としては、前記のとおり「女側から口説く」というもの。男女平等が正義とされる世情なのだから、女から積極的にアプローチしてもいいはずであるし、おれも実際に周辺女性には勧めることもある。

「口の悪い男が語る婚活攻略法」にも書いたとおり、女も積極性を出せばそれなりに利益はあるのだが、みんなあまりやりたがらないですわな。一部を除いては相変わらず受け身のくせに文句ばっかり言ってるのが現状だ。

そもそも論として「男女平等」というならば「男女同権+男女同責」でなければならないはずだ。それなのに、女性側から主張されるもののほとんどは前者で、後者の負担を受け止める覚悟が無いものばかりである。

ならば、こちらとしても「女の訴える男女平等の多くは、事実上まったく平等的ではない良いとこ取りの非常に身勝手で醜い主張である」と断じざるを得ない。

「①男と同等の積極性を持つ」のも「②マッチング自体が減って女も未婚化する」のも嫌なら最初から「③ある程度のセクハラは受け入れる」しかないんだよな。大多数の女にとっては。それもこれも嫌ならもう知らねーよ、一生文句垂れてろよ、こっちはこっちで好きにやるよと考える男が増えるのは当たり前なのだ。

ただ、ここで注意したいのは一定のスペックや運を有する女にとって「男へ一定のハードルを課して選別する」という工程は最適解になる場合があるということである。

平たくいうと「宇垣アナほどモテる美女なら男を強く選別しても特に問題ないし、むしろしたほうが良い」ということだ。

ただし、それを一般化してしまうと微妙なスペックの女が大量に売れ残るという話である。たいへん女受けの悪い話をしている自覚はあるが、実際そうなっているのだから仕方ない。

ここまで書いたらもうわかるだろう。

女の何割かは口説かれるにしても、口説くにしても、なんと口説かれなくても文句ばっかりということだ。筋の通った姿勢を持てる者は大変少ない。そもそも「筋を通す(論理的整合性を重んじる)」という発想が乏しいということである。

以上踏まえて、男が取るべき策としては、なにがどうあっても文句しかない言わない連中への無限の忖度ではない。

具体的には、

1.生身の女との付き合いを諦めてミグタウ化する。世間の恋愛秩序とその維持に非協力的な立場をとる。

2.ヤリチンスキルを身につけて女をヤリ捨てまくる

3.ある程度のモテスキルは会得しつつ、身勝手で文句の多すぎる女は切り捨てて、ほどほどに話の通じる女とだけ付き合う。

このあたりに収斂するだろうし、現状だいたいそうなってきている。

おれはこんだけ女への文句を書いているものの女の全てが嫌いとまではいかないし、さすがに身勝手な女ばかりでもないという希望的観測も併せ持っている。よって3.を採用しているし、ほかの男にもそう薦めることが多い。

「女は女で文句を言い過ぎると必ずしっぺ返しがやってくるから、ほどほどにしておいたほうがいい」というマイルドな結論が実はおれの本懐であるのだが、これを読んだ男女がどのような感想を抱き、今後どのように振る舞うかはおれの力の及ぶところではないのだ。

(了)


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