noteはブログの22倍稼げるらしい
予告した通り今回は直近一年間、つまり2019/3月から2020/2月までに書いたnote売上についてぶっちゃけたところを書いていくぞ。
「どんな記事が売れて、売れなかったのか、その要因は何なのか?」についてもより具体的に掘り下げてゆくつもりなので、興味のある方はぜひ参考にして頂きたい。
必然的にものすごく生臭いゼニカネの話になるからそこんとこよろしくな。
ただ前提として、おれは「趣味八割/マネタイズ二割」くらいの力の入れ方でノートを綴っているので「とにかく金を稼ぎたいガチ勢」と比べると、非効率な部分も大いにあるはずだ。
もちろん有料記事を書くときは「どのようにしたら多くの人に読んでもらえるか/読者に対していかに有用な情報を提供することができるか/または楽しく読んでもらえるか」についてそれなりに考えているつもりだが、それが売上という結果に結びついていないことも多々あるだろう。
そのへんの記述方針などについてはいくつかの過去記事にまとめてあるので、興味のある方は是非読んでいただきたい。「売れるnoteの三原則」という記事などは特に明瞭簡潔にまとまっているためおすすめだ。
と、いっても今から読み返すのはきっと面倒くさいと思うので概要だけまとめておくと
①たくさんインプットをしてたくさん記事を書く。更新頻度を自分の限界まで上げる(ただし本業や生活や心身を著しく害しない範囲で)。
②有料記事に関してはなるたけホットでキャッチーな題材を取り上げつつ、タイトルや見出し文でインパクトを出していく。内容についても過激さや独自性を追求する。
③自分にとっては興味あることだが、そこまで訴求力が無さそうな題材に関しては無料記事にまとめておく。
④ノートを更新したら宣伝は概ねツイッターで行う。
だいたいこんな感じである。
①については当該期間中に159本の記事を書いていたようだ。平均すると週3本以上。フルタイムの本業を持つ身としてはまずまず頑張ったほうではなかろうか。
さらに④についてはいくらかの注釈が必要かもしれない。おれの場合、アンチフェミ系ジェンダー界隈ではそこそこ名前が通っており5000超のフォロワーが居るからだ。
これは自慢でもなんでもないのだが、単なる事実として「元々人並み以上の宣伝力を持つアカウントが一年間noteを更新し続けたらこれくらいの稼ぎが出ました」という話にしかなりようがないのだ。
たとえば500フォロワーツイッタラーがおれと同じことをやっても、当然同じだけの売上は出せない可能性が高い。
どころか、おれより遥かに良い記事を書いていたとしても、サイトの性質上、どうやっても宣伝力で売れ行きは左右されてしまう。
当たり前といえば当たり前なのだが、大抵の「noteで稼ごう」系記事や動画を観ても「SNSと連動させて宣伝しよう!そうでなければnoteはなかなか売れません!」という指針は述べられている。
「noteを頑張って売りたい人ほどツイッターを頑張りましょう!そこでも有益な情報をたくさん発信してフォロワーを増やしましょう!」ってことやね。そりゃそうだ。
反面、いくら宣伝力があったとしてもnoteの記事がカスだった場合は、当然リピーターが殆どつかない。つまるところnoteはnoteのクオリティで勝負するしかないところがある。アルファツイッタラーが書いた記事だからといってなんでも評価されるわけではないのだ。
☆結局noteって儲かるの?
ようやく本題。結論から言うとnoteは儲かる。
これは「頑張れば儲かる」みたいな抽象的な話ではなくて、似た性質を持つブログと比較すればハッキリその差がわかるのだ。
実はツイッターを始める遥か昔に漫画レビュー系ブログを運営していたことがある。
そこでは主にAmazonアフィリエイト広告を貼ることで収益を得ていたのだが、だいたい0.1円/1pvくらいであった。
比較してnoteの場合は約2.2円/1pvである。つまりnoteのほうが同じ閲覧数に対して22倍効率的に稼げていることになる。
おれの記述能力は当時からさほど変わっていないので、これはほぼ単純にサイトの性質による差といえるだろう。
今からテキスト発信で稼ぎたいならブログよりも断然note。もちろん人により向き不向きは多少あるだろうが、22倍のマネタイズ性能差を埋めるような適性って中々ないはずだ。
「noteと同じことを書いてもブログなら数十倍のアクセスを稼げる」という特殊スキルでもない限り、個人レベルではブログに拘る理由があまり見当たらないことになる。
☆具体的にいくら稼いだのか
結論から述べよう。おれが直近一年間でnoteから得たトータルの収益は
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