『ベストヒット歌謡祭』について
『ベストヒット歌謡祭』は毎年11月に読売テレビ主催、日本テレビ系列で放送されている音楽特番で、放送時間は2時間弱と比較的短く、年末の各局の音楽特番の先陣を切っている。
前身は1968年に深夜帯で放送されていた人気番組『11PM』内のコーナー「夜のレコード大賞』で、1976年から独立する形で『全日本有線放送大賞』に改称された。2001年と2002年は『ALL JAPAN リクエストアワード』、2003年からは現在の『ベストヒット歌謡祭』として放送されている。放送開始当初は有線放送シェア第1位のUSENと読売テレビが共同で主催しており、コンテスト形式の賞レース(通称:大阪有線大賞)として放送されていたが、2008年からはUSENのリクエストデータが審査対象から外され、2010年を最後に優劣をつける賞レース形式が廃止となった。
賞レース時代は2000年の『第33回 全日本有線放送大賞』で浜崎あゆみが受賞して以来、倖田來未やEXILEといったエイベックス系のアーティストが11年連続でグランプリを受賞している。
ハロー!プロジェクトは長年にわたってUSENで多くのリクエストを獲得したアーティストに贈られるゴールドリクエスト賞およびゴールドアーティスト賞を何度も受賞した。モーニング娘。は1998年から2004年まで7年連続で受賞し、派生ユニットの活躍もあって読売テレビ特別賞や最優秀エンターテインメント賞を受賞した年もあった。松浦亜弥はソロ・ユニットで2001年から2006年まで6年連続で受賞した。
『第31回 全日本有線放送大賞』(1998年)
【新人賞】
モーニング娘。「抱いてHOLD ON ME!」
『第32回 全日本有線放送大賞』(1999年)
【ゴールドリクエスト賞】
モーニング娘。「LOVEマシーン」
『第33回 全日本有線放送大賞』(2000年)
【ゴールドリクエスト賞】【読売テレビ特別賞】
モーニング娘。「ハッピーサマーウェディング」「I WISH」
『ALL JAPAN リクエストアワード 2001』
【ゴールドリクエスト賞】【最優秀エンターテインメント賞】
モーニング娘。「ザ☆ピ〜ス!」「Mr. Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」【新人賞】
松浦亜弥「LOVE涙色」
『ALL JAPAN リクエストアワード 2002』
【ゴールドリクエスト賞】【最優秀エンターテインメント賞】
モーニング娘。「ここにいるぜぇ!」【ゴールドリクエスト賞】
松浦亜弥「Yeah!めっちゃホリディ」
『ベストヒット歌謡祭2003』
【ゴールドアーティスト賞】モーニング娘。「Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜」
【ゴールドアーティスト賞】松浦亜弥「ね〜え?」
【ゴールドアーティスト賞】後藤真希「うわさのSEXY GUY」
『ベストヒット歌謡祭2004』
【ゴールドアーティスト賞】モーニング娘。「愛あらばIT’S ALL RIGHT」
【ゴールドアーティスト賞】後浦なつみ「恋愛戦隊シツレンジャー」
【ゴールドアーティスト賞】W「恋のバカンス」
『ベストヒット歌謡祭2005』
【ゴールドアーティスト賞】松浦亜弥「気がつけば あなた」
『ベストヒット歌謡祭2006』
【ゴールドアーティスト賞】松浦亜弥「砂を噛むように…NAMIDA」
『ベストヒット歌謡祭2007』
【新人賞】℃-ute「めぐる恋の季節」
『ベストヒット歌謡祭2008』
カントリー娘。の里田まいが『クイズ!ヘキサゴンⅡ』から誕生した羞恥心・Paboを合体させたアラジンとして出演した。
【新人賞】アラジン「陽は、また昇る」
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