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Turingumの事業の方向性

自己紹介

はじめまして、チューリンガム COOの大島(@takuji0807)です。
自分は昨年の6月にチューリンガムにジョインした比較的新参メンバーでもありますので、簡単に経歴を紹介させて頂きます。

  • 2011年に新卒でシンクタンク系SIerに入社

    • コンサル兼営業を3年半、システム開発保守を4年経験

    • 書いたことのある言語はCOBOLです。Ctrlキーは小指で叩け

  • グループ内公募で所謂”大企業ベンチャー”へ異動

    • 新規事業立ち上げと事業責任者兼PdMを3年経験

  • 2022年6月からチューリンガムに入社

    • 2022年12月に取締役COOに就任

という感じの経歴です。
ブロックチェーンという技術には2016年に出会い、そこからは社内の調査研究という名目で細く長く接し続けていました。(調査研究の一環で関連する特許も2件取得しましたが、今思えばピントがズレまくっていて少し恥ずかしかったりします…)
チューリンガムのことは立ち上げ当初からSNSを通じて知っていたのですが、入社して内情を知れば知るほど「ポテンシャルと実績のわりに知名度低くないですか?」という感想を持ちました。
ということで、当記事ではチューリンガムがどんな事業をやっているのか紹介していこうと思います!

こんな事業をやっています

昨年は暗号資産の価格が大きく下がりましたね。2022年だけでも、テラ、セルシウス、FTX…大きいニュースが続き、2023年もSVBの破綻によりUSDCのドル連動が外れるなど、追い続けることすら大変な業界だと感じています。
ただそんな市況ではあるものの、引き続きブロックチェーンや暗号資産に興味を持つ企業は少なくありません。自社のサービスをより進化させたい、ブロックチェーンのもたらす変化の波に乗り遅れたくない、そんな課題感を持つ企業はそれなりに多いと感じています。
現状ハイプサイクル的には”ブロックチェーンによるトークン化”および”ブロックチェーン”は幻滅期にあり、主流の採用まで2~5年と言われています。ここを越えると啓発期に入り、社会に受け入れられていく、利用が促進されていくフェーズに入っていくとみられ、個人的な感覚も近いものがあります。

日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2022年 出典:Gartner (2022年9月)

しかしWeb3ビジネスを始めることはそう簡単ではありません。
NFTに関して言えば、2021年のNFTサマーを経てただNFTを発行すればよいものではなくなりました。
自社サービスに紐づく新規トークンの発行を企画しようにも、何をどう考えればよいのか、自分たちが考えているものは時流に沿っているのか、そもそも税法上どういう整理になるのかなど検討すべき課題は山積み、かつ事例を調べることも難しい状況です。
また、新規トークンは発行してからも大変です。取引所への上場や流動性の供給、トークンの管理、マーケティング、税制への対応など対応すべき事項は多くあります。
ということで我々の出番です。
CTOのなまはげの記事にもある通り、弊社には2018年以前からクリプトに関わっているメンバーが多く在籍しています。また実際にDeFiのプロダクトを企画・開発してきた経験もあり、”お勉強”でなく”実際に身に付いた知見とノウハウ”を保有しています。
これらの経験を活かし、ブロックチェーン技術や新規トークン発行を見据えたプロジェクトを立ち上げたい企業様へコンサルティングシステム開発プロジェクト運営支援を、サービスとして提供しています。

コンサルティングサービスについて

コンサルティングにおいては企画そのものを検討する段階からディスカッションに参画することが可能です。NFTや新規トークンに価値あるユーティリティを付加させる、そのうえでゲームやサービスが面白いものになることを一緒になって検討、提案させて頂きます。
ということで、先日「トークノミクス無料相談プランの開始」について発表させて頂きました! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000103632.html

今考えているトークノミクスや企画がどう映るかを専門家からの目線で見てほしい、というニーズにお応えして「トークノミクス無料相談プラン」をご用意いたしました。柔らかい段階から相談可能となっていますので、お気軽にお問合せ、ご相談いただけると嬉しいです。

システム開発サービスについて

システム開発においては主にコントラクトの開発を得意としています。弊社のエンジニアは業界に精通している者も多く、企画側の意図に沿った実装にてスピーディに開発することが可能です。
こちらについても最近Datachain様との協業についてもプレスリリースを出させて頂きました。 

高い技術力を生かして企画・事業実現のサポートをさせて頂きますので、こちらもご興味ある企業様は是非お問い合わせください!

プロジェクト運営支援サービスについて

プロジェクト運営支援においては新規トークンに関連するマーケティングのノウハウの提供や取引所への上場支援、発行したトークンの管理・運用支援などを通じて、プロジェクトが成功するよう継続的に支援させて頂きます。
トータルでの支援ももちろん可能です。
恐らくブロックチェーンを用いたプロジェクトにおいてここまで一気通貫に対応できる企業、かつ複数の実績(SkebCoinやNCXC(ネクスコイン)のGameFiプロジェクト、CosplayTokenなど)を有している企業は国内においてそう多くありません。更にメンバーの多くがドバイ在住であるため、グローバルな事業展開を視野に入れている企業様に対しても具体的な支援が可能です。
ということで、最近では「ドバイ及びアブダビにおけるブロックチェーンゲームのパブリッシング支援事業開始」についても発表しております。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000103632.html

アラブ首長国連邦(UAE)に位置するドバイ及びアブダビでは、戦略的な規制緩和として様々なフリーゾーンを設置しWeb3プロジェクトを積極的に招致しているという側面もあり、日本企業がブロックチェーンゲームやトークンを含むWeb3プロジェクトを海外展開するにあたっては、まず検討するべき戦略的な拠点になりつつあります。
こういったスキーム構築を行うところからも支援させて頂くことが可能です。
どうでしょう、ここまでできる企業は国内ではあまり聞かず、現時点に於いて既に『国内Web3最強企業』と言っても過言ではないと自負しています。

おわりに

簡単ではありますが、ここまでチューリンガムの事業について紹介させて頂きました。
上記の通りブロックチェーンという技術は幻滅期にあり、2022年の市況の冷え込みからも「ブロックチェーンは一時的なもの」だとか「社会実装はなし得ない」という言説もあることは認識しています。
しかしそう長くない期間ではありますが、IT業界に身を置いてからの約12年間、信じられないような変化を目の当たりにしてきました。
例えばクラウド技術。私が社会人となった2011年時点では「まだまだ実用的じゃない」「そんな信頼性の低い技術は普及しない、使い物にならない」などと言われていました。しかし今やクラウドを利用しないサービスの方が少なく、新しくシステムを構築するのであればクラウド利用前提となっている例がほとんどと思います。(そしてその変化に乗り遅れた企業が悲惨な目にあっているのを現在進行形で観測することが出来ます)
スマホもその一つです。スマホが出てきた直後はあのひろゆき氏でさえ「あんなデカいもん誰が持ち歩くんですか?(要約)」と否定的な発言をしていたぐらいです。
これらの話は今に始まったことではありません。PCが出てきた直後、ワープロを作っていたメーカーの経営層は今思えば的外れな発言をしていましたし、クレイトン・クリステンセン著の「イノベーションのジレンマ」によれば1900年代前半において掘削機業界も同じようなことを繰り返していたようです。
つまり社会的地位もあって優秀な人が「ブロックチェーンなんて」と言うことは壮大なフラグであり、今後数年間でブロックチェーンが社会に浸透していくことはもはや確定した未来と確信しています!
チューリンガムはブロックチェーンに特化した日本有数のプロフェッショナル集団です。ブロックチェーンという技術を使って社会に変革をもたらしたい、イノベーティブなWeb3プロジェクトを立ち上げたいという方は是非我々にお声がけいただけると幸いです。
お問い合わせ、お待ちしております!


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