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【釣り情報】メジナの釣り方・生態を詳しく解説!!
魚屋さんに卸されることが少なく一般的な認知度が低いメジナ。しかし、強い引きが楽しめるため、釣り人の間では各地で大会が開かれるほど人気がある魚です。また、潮の流れ・アタリのタイミングなどゲーム性に富んでいることも魅力の1つです。今回はそんなメジナの基本情報から生息場所、釣り方を紹介します。
メジナの基本情報
■名前:メジナ(目近魚・眼仁奈・目品)
■名前の由来:目と口の距離が近いことが名前の由来とされています。
■他の呼び方
静岡県:クシロ・ノリクシロ
佐賀県:クロ
島根県:クロイオ
宮崎県:クロダコ
石川県:クロバン・チカイ・チカイダイ
山口県:グレ・クロヤ
高知県:グレ・タカウオ
京都府:ツカヤ
山形県:ナベワリ
広島県:フナ
三重県・和歌山県・徳島県:グレ
九州地方:クレ・クロ
■分類:スズキ亜目メジナ科メジナ属
■旬:1年を通して釣ることができますが、メジナの好む水温が15~24度のため、ハイシーズンは梅雨もしくは冬の始まりから春にかけてとなります。梅雨は水温が安定し一時的に釣れるようになりますが、冬はサイズも大きくハイシーズンが長く続きます。
■大きさ:平均サイズは30~40cm前後。大きい物だと60cmを超える大きさになります。
■種類:メジナ科はメジナ・オキメジナ・クロメジナの全3種です。中でもクロメジナはオナガメジナとも呼ばれメジナと似た姿をしています。
■繁殖期:メジナの産卵期間は2~8月になります。冬にはエネルギーを蓄える為にエサに食いつきやすくなり、エサ取りとなる魚が少ないことや群れで行動するので釣果が上がります。
メジナの釣れる生息地
メジナは北海道以南の日本全国沿岸部に生息していますが、沖縄県では本島に比べるとあまり見られません。
生息場所
稚魚~成魚までのメジナは1年を通して磯の周りを泳いでいます。メジナの性格は臆病で危険を察知するとすぐに岩陰など障害物に隠れます。
次に堤防・磯それぞれのメジナの生息ポイントをご紹介します。
・堤防
潮が流れる先端から外側にかけてがポイントになります。メジナは潮の流れに敏感な魚です。上手く潮に乗せてコマセを流し、活発になったメジナを狙うことをおすすめします。
また、消波ブロック周りも潮の流れがよくメジナの格好の隠れ家ですが、足場が悪く危険なので注意が必要です。
・磯
陸から行ける地磯、船で渡る沖磯どちらも絶好のスポットです。潮の流れがよく、エサも豊富なことから、中型~大型のメジナが多く釣り上げることができます。
メジナの特徴
■メジナ
体型が全体的に丸みがあり、黒い体をしています。また、鱗が大きく硬いことも特徴的です。
■クロメジナ
別名オナガメジナ。体長がメジナより大きく成長し尾びれがメジナに比べて長く、エラブタのふちが黒くなっています。鱗がメジナより小さいことも特徴的です。
メジナの釣り方
●フカセ釣り
フカセ釣りはメジナの釣り方として定番の釣り方です。オモリではなく糸の重さを使って海の中で仕掛けを漂わせてメジナを誘い出す方法です。
・竿
長さ4.5~5.4mほどの磯竿をおすすめします。柔らかい磯竿ならメジナの力強い引きにも柔軟に対応できます。
・リール
2500番中型スピニングリールが扱いやすく便利です。
・糸
ミチイトにナイロンラインの2~3号、リーダーにフロロカーボン1.5~2号程度を使います。丈夫なフロロカーボンは、岩礁付近を好むメジナにうってつけです。
メジナを釣る時の注意点
メジナが好む磯や消波ブロックは足場が悪く海水で滑りやすいため、ライフジャケットを必ず着用してください。
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