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それならこんな話をしてみては72

お隣のワンちゃんが亡くなったことを今朝ゴミ出しの時に知った。

いつも玄関を開ければ塀の向こうから顔を出し「ワンワン!」とお見送りしてくれたあの子。

子犬と見せかけて実は10年目のあの子。

お隣のお母さんが「6月に亡くなったの…心臓悪くしててね…」

最近鳴き声を聞かないし、私が玄関を開けてもいつもの塀を登って来ないし静かだとは思っていたけど、まさか亡くなってたとは…

確かに転勤してきたばかりの時は玄関を開ければ「うるさいな💢」とは思っていた。
しかし人の慣れというのが出てきて、「はいはい、こんにちは〜行ってくるね〜
」と私から声をかけるようになった。

あの鳴き声にイライラする時も多かった。
「うるさい!躾の悪い犬だな!💢」と思うことが多々あったが…

ご高齢の夫婦の家にいたあの子。
お隣のお母さんのお気持ちを考えると痛みが増す。
私も同じ経験をしている。
18年いたあいつが危篤だと聞いて3時間電車に乗って実家へ帰った。

家族がいなくなるということを最初に経験したのもあいつ。
ペットではなく家族である。

隣のわんちゃんよ。
イライラしてごめんね。
心臓が悪かったなんて知らなかったよ。

お隣のお母さんに亡くなった事を聞いて思わず涙ぐんでしまった。
お母さんは「もう、それだけでありがたいわよ😊ありがとう😊」

ご近所で話す事が少ないこの地域。
正直、地域性や民度性に問題があると言われているが中には素敵な人だっている。
そう思える転勤生活一年目である。

昨日も素敵な画家先生にも出会えて1時間長話をした。

なんだか最近いい人にばかり会う。
そして体が軽い。

いい事を少しずつ増やしてそこに目を向けると実際にそうなっていくって本当だった。

テレビを見なくなった。
姿勢に気をつけるようになった。
目線を少し上にして歩くようになった。
胸を開くトレーニングを再開。
これをしてから何だか心身ともに良い調子である。

下を向くと心も塞がってしまう。
これも実際にあることだ。

隣のワンコよ。
ご冥福をお祈りお祈りします🦮