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「夜の欠片」四日目~お久しぶりな事~

アモーレ銀座ギャラリーで行われている「夜の欠片」も本日で四日目。

在廊が叶わないので日々、noteで記事を書いていますが今回は嬉しかった事があったので・・

昨年から人と会う機会が減ってしまい、日常に出来ていた事の有難みを痛感している昨今・・久しぶりにお会いできた方がいる。

展示をご一緒している【丸子眞由さん】である。

展示活動を暫くお休みされ今回は久々の展示参加という事だ。それも銀座の奥野ビルというのが特別だ。

奥野ビルで展示を初めて参加したのが2015年の丸子さんが企画された展示だったように記憶する。銀座で展示が出来るとは思ってもみなかったし、その時にご一緒した方々は今でも親交がありとても思い出深い展示だった。

不思議なもので人の手から表現されるものは同じものは一つとしてない。そしてその人の人となりと現在を表す時がある。

私は丸子眞由さんのドローイングを今でも部屋に飾っている。

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*額装は作品のイメージで行いました。

自己の内面を文字通り吐露される世界観・・しかし不思議と清く透明な印象を抱いたものだった。赤と青の線は血管のように生命力に溢れているのだが色が純粋に見て取れる。色とは不思議なもので同じ絵の具を使っても描く人間によって濃淡や彩度が違う。

「生命力を感じ色が透明である」そこが丸子さんの魅力でもある。

搬入時に久々に作品を拝見すると色が一つ増えているのに感じ入るところがある。生命力の中に安らぐような緑が見て取れた。色が一つ増えているというのにさらに透明で奥行きを感じる作品となっている。

日々、人の感情は変化する。判を押したような人生はあり得ない。そこで悩んで思考して行動し乗り越えて、或いは抱えて日々を過ごしていくものだと思う。その中でその「透明な深み」はとても素敵だと思った。

また、ご一緒できることを光栄に思います。

前の様に飲み会が出来る様になったら

ジョッキで

ハイボールで

七味をかけた焼き鳥で

乾杯したいですね。

個々に素晴らしい個性をもたれた作品が展示されています。

「夜の欠片」6月13日(日)までです。

*感染対策の為、ご来場は事前予約制となっております。

曳舟で参加している展示も折り返し13日(日)となっております。

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