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「黒く霞む刻」本日最終日~余談~

本日gallery hydrangea「黒く霞む刻」最終日を終えました。

12月までgalleryのWeb Shopにて」ご掲載頂けるのでよろしければご覧ください。

という事で、余談です。

この展示会には少し思入れがありまして、自分の作品が飾られた事に考え深さひとしおでした。ご一緒したい作家さん尊敬できる作家さんと同じ空間に居られるのはとても幸福な事です。絵を描いていなければ憧れで終わるものでしたし・・。今回はその制作・・ペン画をやってみようと思わせてくれた作家さんと並べて「頑張れば良い事もあるわ・・」としみじみ思った展示でした。

ギャラリーから展示風景の画像を頂いたとき、今年一番のテンションでした。招待作家のC7さんと同じ壁・・っっ(ノ_・。)

作品も購入しましたが、繊細な描き込みに煙のような柔らかい線・・アバンギャルドな構図に目を奪われた時を昨日のように覚えています。

その頃は十年以上制作していた油絵を辞めて、果ては絵さえ描けなくなって、一生続けて行こうと思った仕事を足の負傷で辞めなくてはならず、心身ともに雑巾みたいな時でしたので・・

SNSで出会った作家さんの個展や舞台を通して『絵を描く事』を感覚的に思い出してきたころ手法を模索していました。

油彩は100号~最小0号まで描いてましたがもう大作は描けなくなっていたので、手探りでフラフラして・・その頃は杖を突いていたので(現在はリハビリで取れました)文字道理に危なっかしい足取りで伺った展示でC7さんの作品を見たのです。

「なんてことでしょう・・」
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上記の通り一目ぼれです。

絵を購入したのもC7さんの小品が初めてです。

DMに印刷された作品も美しいですが、原画はギャラリーの照明に照らされてインクの黒が深く、描かれる花々は香りが漂うように緩やかで息をのみます。

なんとか都合をつけて記念に原画を見に行きましたもん。

平田澱さんとの二人展「ぼくのみるゆめ展も今年で10回を迎え、今回で一先ず終えられたとの事。毎年伺っていて今年だけ行けなかったのでそれが残念です。しかし、お二方とも素晴らしい作家なのでこれからも展示に伺いたいと思います。

目標を持つのは生きていくうえで必要不可欠だと思います。それを数年前に経験しているので・・。不安なニュースが続き、穏やかな日々は少なくなりましたが、例えば「好きな作家さんと一緒に飾りたい」それでだけで日々頑張れるものです。

本当に今回は、私にとって嬉しい展示でした。

(出展作品「囁く夢」部分)

また来週から同じギャラリーで行われる展示に参加する事になっているので、また書きます。

2020年11月15日

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