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徒然に時事っぽい雑感

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時事ネタっぽいことをつらつらと、、可能な限りに本ネタと紐づけてみようとも試行中です。
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2024年7月の記事一覧

【読書メモ】『イギリスはおいしい』(著:林望)

パリ五輪・選手村の食事について、イギリスからのクレームというのがどうにも興味深く、ふと『イギリスはおいしい』との一冊を思い出しました。 これは「イギリスの料理は不味い」、そんな話をよく(ネタ的に)聞くからだと思います。確かにお茶(ティータイム)の話はよく聞きますが、いわゆる「名物料理」というものはあまり印象にありません(”フィッシュアンドチップス”くらいでしょうか)。 こちらは、そんなイギリスの「食文化」についてエッセイになります。著者の林さんも、食べ物自体の味は適当で濃

【雑感】四次元ポケットでもあれば違うのでしょうけども。

個人的には、大枠としては真っ当なご判断と思います。四次元ポケットでもあれば保管スペースを気にすることも無いでしょうけど、現実的にはそうもいかず。保管場所、空調等を踏まえるとやはり維持するコストはかかるわけで、どこかで線引きをしないといけないのは避けては通れないよなぁ、と。 かといって、その線引きが「文化財かどうか」というのはやや教条的すぎる気もしますし、引き取る時点でそれに見合うだけの価値があるかどうかの選別を即座にできるわけでもないでしょうから、実際に選別をするであろう学

【雑感】パリ五輪2024:ありがとうフランス。よき旅を。

「パリ五輪2024」が始まっています。ちょうど週休日でもあったので開会式をフルで流し見してみました、約4時間ほど。途中からは中々の苦行でしたが、放置していたプラモデルの素組みがてら乗り切れました、、日が変わっても疲れが残ってしまってるのは加齢(略 「王室に対する態度の違い」、王室というより、人間や人の営み(歴史)に対してかな、と個人的には。一言でいえば「品性の欠片も無い」、そして「(広義での)他者に対する尊敬の念が欠片も無い」、ただひたすらに「自分の主張を批判無く称賛しろ」

【読書メモ】『夏から夏へ』(著:佐藤多佳子)

パリ五輪前哨戦となるダイヤモンドリーグ、男子陸上400Mリレーにて今季ベストタイムで優勝されたとの事、幸先のよいスタートをきれているようでよかったです。 前回・東京五輪でのバトンミスは残念でしたが、あれは攻めた結果ですし仕方がなく、リオ五輪の夢再び!とあらためて期待しています。そのリオで2位になった時のレース映像からは今でも身震いするほどの感動をいただけています。 なんて考えながら、この季節になると思い出すのが『夏から夏へ』との一冊となります、ノンフィクション。 日本で

【雑感】若さゆえの過ちを棚上げできるのはオッサンの特権、ですが、自分と同じ過ちを繰り返すことを次代に推奨したくはないですかね。。

私自身は(一浪とはいえ)大学1年の頃から飲酒していました。もっと言えば、高校生の時に自宅に来たお中元か何かで飲ませてもらった「久保田」が絶品だったのは今でも覚えています。それなりに飲み過ぎて前後不覚になった事もありますし、そこそこに失ったものもありますが、それらをすべて棚に上げて、、 パリ五輪まで一週間となったタイミングでのこのニュース、主にSNS上での賛否両論の渦巻き具合をざっと俯瞰していますが、大枠では「まだ若いのだから、今回の失敗だけで辞退させるのは厳しすぎないか」と

【 #うちの積読を紹介する 】積読の閾値はヒトそれぞれ、かなぁ。【雑感】

ちょっと前に気になった記事になります。個人的には「6冊で本を積んでるとはあまり思わない」なぁ、、とまずは。 私個人の感覚としては、20冊程度ならその気になればすぐ読めるし、先(ゴール)が見えてるとすこし「物寂しい」、といった所です。 そういった意味では私にとっての「積読」との感覚は「手元にある本をすべて読み切れないとの感覚になれるかどうか」が閾値かな、と、、3桁に乗ってからでしょうか(個人の見解です)。 なお「本を積んでいるからといって無駄にしている」との感覚はなく、「

7月という月に:テロリストは無名のまま塵芥に。

イーロンさんもポストしていましたがこの写真は印象的でした。仮にトランプさん個人を蛇蝎の如く嫌っていても、アメリカ国民であれば少なからず心うたれるのではないか、と思うほどに。 無事に選挙戦を勝ち抜き大統領に返り咲いたら、二世代後くらいには教科書に載っているのではないでしょうか。「かつて、理性を否定し、自由と民主主義を否定し、理不尽な暴力と恐怖のみで世界を支配しようとした勢力(テロリズム、コミュニズム、ファシズム)との戦いがあった」との歴史を象徴する一枚として。 あらためて言

【読書メモ】『新版 図書館の発見』(著:前川恒雄 / 石井敦)

これは、図書館業務の民間委託(指定管理)が増えていることもいい方向に働いてるのでしょうか。生涯学習につながる居場所の選択肢が増えるとの点でもいい傾向かなぁ、なんて『新版 図書館の発見』を思い出しながら。 初版は2006年ですが、私が手に取ったのは2012年頃、ちょうど図書館司書の勉強をしようかどうか悩んでいたあたりだったかと思います。 あくまで学習機会とその材料を提供するのが図書館で、間違っても「利用者を教育する」なんて上から目線で接してはいけない、といった辺りでしょうか

【雑感】東京都知事選:さて、独裁政体につながるような先例は避けてほしいですね、保守の自覚をお持ちならば。【自民党総裁選】

東京都知事選、前回(2020年)に続いての安定の20時ゼロ打ち、小池さんの3選が早々に確定していました。「首都防衛」、是非カタチになるよう、都民の一人として期待したい所です。 また当日は都内のとある投票所にいたのですが(仕事ですよ)、投票所が閉まってからは関係者の方々が「これから開票所に(投票箱を)移送です、(開票所)周辺がタクシーとかでごった返すんだよねぇ」とか話されていたりとなかなかレアな体験でした、独特の雰囲気もありますね、ふむふむ。 ちなみに20時から1分ほど遅れ

【雑感】「量産型リコ」、、(放置中の)バルバトス(ソリッドクリア)も作らないと。【模活】

少し前から「量産型リコ」との、バンダイさんがガッツリと絡んでいるプラモデル系ドラマのシーズン3が始まっています。年1くらいでやってるのかな、今回が最終シーズンとの事です。 シーズン3といっても、共通するのは登場人物の名前くらいで、個々人の設定や人物間の関係性は全く異なっています。いわゆるパラレルワールドとなっている感じでしょうか、個人的には新鮮味があって面白く拝見しています。 そういった意味では、各回で取り上げられる「プラモデル」こそが主役なのかもしれませんが、、シーズン

【雑感】東京都知事選挙:期日前投票、いってきました。

今週末は選挙に関連しての仕事のため、週休日の本日、期日前投票をしてきました。平日の昼過ぎ、思ったよりも投票所がにぎわっていた気もしますが、、駅近とのこともあったのかな。 私自身、投票は国政、都政、市政を問わず、原則いくようにしていますが、出張などで週末をまたがって離れたりした時は行けなかったこともあったかと思います。その場合も期日前までは行かなかったのですが、今回は初めて期日前投票なるものをしてきました、、宣誓書みたいな署名もいるのですね、ふむふむ。 何方に投票したのかを

【雑感】東京都知事選挙:どぶ板 vs 空中戦、と一概には言えないのかな。

今回の都知事選、間違っても投票しない2名(蓮舫氏・石丸伸二氏)はそもそもに思考の範疇外として、個人的に注目しているのは、小池百合子氏、ひまそらあかね氏、ドクター中松氏といったところになります。 田母神俊雄氏もいつぞやの時(2014年?)は応援していたのですが、今回はカルト団体(参政党)の色味がついてしまったのでどちらかというと否定的。 選挙というと、昔ながらの言い回しとして「どぶ板選挙」とのフレーズがあります。地に足をつけて、有権者との卑近でのやり取りを積み重ねていくとの