見出し画像

【教育雑談】『プランド・ハップンスタンス』というキャリア形成理論

プランド・ハップンスタンス』という面白いキャリア形成理論を見つけてしまった。

今までのキャリア教育のほとんどは、目標を決めてそれに向かって必要なスキルを逆算して身につけていく『キャリア・アンカー理論』で動いてきたと思うんだけど、それを根底から覆す理論。

曰く『プランド・ハップンスタンス』とは、キャリアは偶然の連続から形成されるから、自ら偶然の出来事を引き寄せてキャリア形成の機会を会得していくという考え。
振り返ればわたしもこんな感じでキャリア形成してきたように思う。全ての偶然は必然であり、偶然によって生まれたスキルを生かせる力をつけていければいいんだなぁと。

それはわたしの好きな『セレンディピティ』を引き寄せる考えにも似ている。兎に角興味のあるあらゆるところにアンテナを張って、恐れず飛び込み、出逢いから生まれたスキルを使ってキャリアを形成していく。

だいたい、義務教育の間に出会えるキャリアの種類なんて大したものじゃない。これからの時代、どんどん新しい仕事が生まれていくだろうから、「○○になりたい」という感覚自体が固定観念だし、もうナンセンスなんだろうと思う。

「なりたいものが特にない」「やりたいことが見つからない」という子ほど、救われるんじゃないかなぁ。プランド・ハップンスタンス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?