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本の帯どうするんだ問題

昨夜、とても無駄な時間を過ごしてしまった。

ふとソファから眺めた本棚がごちゃついていたから気になっちゃったんだよな。

本の帯が。

なんか色もバラバラだし、
なんか...

ダサいな笑

同じ出版社からの同じ著者順に並べてるのに、帯のせいで何となく統一感が出ない。

"〇〇賞受賞!”
"〇〇賞1位!”
“〇〇万部ベストセラー”

とか、タイトル下に入ってくると最悪。

とくに私は、新潮文庫のスモークっぽいブルーの色と質感が好き。
そこにビビットな黄色とか緑とかの帯が下3分の1くらいに入ってくると、なんか一気に萎える。

でも帯を見てすごいなぁと、その一言PRに舌を巻くこともある。だからあまり知らない作家さんの本だったりすると、つい「帯買い」することもある。

ついこの間、伊坂幸太郎さんの「アイネクライネナハトムジーク」を選んでいた時は、三浦春馬さんのコメントが入ってた帯バージョンの方も迷わず購入したさ。

それほど影響力のある帯なんだけど、
なんかなーー笑

それで昨夜は、まずは何十冊の文庫の帯をとりあえず外してみた。
それからその本を並べ、また離れたソファから見ると、はぁー美しい!

でもあまりに帯が大量に出て、しかも状態が綺麗だから捨てる勇気が出ず...夜な夜な検索してみた。

「本の帯を捨てるか、取っておくか?」

検索結果によると、“取っておく”人の割合が半数以上で高いそうだ。

どうやら帯が付いていたほうが、古本屋で売るときにも高く買い取ってもらえる可能性もあると。
しかも初版の帯だとプレミア値がつくこともあるそうな。

古本屋に持っていくこともほとんどないけれど、なんか捨てない方が良い気がしてきてしまった。

カバーの内側に帯を付け、その上からカバーをかける技も試してみたけど、やはりゴワついた。

で、ちょっと考えた挙句、また元通り帯を付け直した。

なんの時間だったんだ...

今でも本棚に並んだタイトルを綺麗に統一させたい気持ちが強い。
でも捨てられん!!何故だ!!何か勿体無い気がするの!!

誰に見せるわけでもなく、一人で本棚の統一感を気にし悶々とした夜だった。

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