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人間の祖先かもしれない小動物。

noteをはじめる時にまず考えたことは、アカウント名をどうするか
いままでに使ったことがなく、知り合いが100%辿り着けないような名前。
しかもnoteの他のアカウント名とかぶらない名前。
これが意外とむずかしい。

テーマが決まっているワケでもないし、たぶんどうでもいい事しか書かないのでそこまで名前にこだわるつもりはない。
そこで普通に自分の名前を分解してみたらいいのでは?と思い、やってみたら出来た。
ツパイ。響きはなかなかイイ。

そして他にツパイという名前の人がいたら別の名前にしようと検索したところ何か出てきた。
人の名前ではなく、ねずみのような生き物。
小さいけどそんなに可愛くない動物の画像がいっぱい。


ツパイとはナニモノ?


木の上にいて、羽のないコウモリにも見える。
ウィキペディアによると、木に登る種類だそうだ。


登木目(Scandentia)は、哺乳綱に分類される目。別名ツパイ目登攀目(とうはんもく)、攀登目(はんともく)。
外見、行動はリスに似ているが、系統的には全く別の動物である。昆虫や果実を食べ、東南アジアの熱帯雨林に生息している。樹上性で、長い尾を持ち、やや細身のリスのような姿である。頭部は鼻が尖り、耳が小さい。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


見た目に反してネズミ科にもリス科にも属さない。


最初に分類を決めるのは難しかったと思われる。
ツパイ科に属しているが見た目がリスのようなので、リスモドキと呼ばれてしまうのだ。

霊長目ツパイ科の動物の総称。体長 20cm,尾長 15~20cm。尾には長いふさふさした毛が生えており,一見リスを思わせるので,リスモドキともいう。食虫類に分類されることもあるが,現在は最も原始的な霊長類とされる説が多い。口はやや突き出し,リスのような頬ひげはない。前後肢には鉤爪があり,鼻口部には毛がない鼻鏡がある。昆虫類を主食とするが,果実,木の芽なども食べる。昼行性で低木林にすみ,鳥のような声を出す。東南アジアに分布する。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


サルに一番近い動物らしい。


見た目はリスでも、中身はサル類に近いのかもしれない。

ツパイ目ツパイ科の哺乳(ほにゅう)類の総称。古くは食虫目に含められたり,霊長目にされたりした。サル類はこのツパイに近い小動物から進化したと考えられている。体長,尾ともに20cmほど。毛は赤褐色で,灰,茶,黒などが混じる。インド,東南アジア〜フィリピンに分布。昼行性で,多くは熱帯多雨林の低木の茂みにすみ,主として昆虫,また果実,種子,葉なども食べる。1腹1〜3子。

百科事典マイペディア

近年発達している分子生物学的研究によると、霊長類に最も近い現生哺乳類の系統は、東南アジアに棲息するヒヨケザル類ツパイ類とされています。

『知識ゼロからの京大講義 化石が語る サルの進化・ヒトの誕生』より抜粋


中には大酒飲みもいるらしい。


マレーシアに生息するハネオツパイは、発酵した花の蜜(アルコール度数3.8%)が主食でアルコールを分解できるらしく、まったく酔わないそうだ。


マレー語でリスは「tupai」。


アカウント名はツパイに決まったところで、note IDもtupaiにしようと念のため検索。
すると今度はリスの画像ばかり出てくる。
ツパイで検索するとねずみのような画像が多いのに不思議に思い、
もう一度よく読んでみたら書いてあった。

名前のtupaiはマレー語やインドネシア語で「リス(本目のようにリスのような動物も含む)」を指す語に由来する。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


なるほど、リス科ではないがリスという名前が付いているのだ。

あまり身近ではないけど、お酒が好きでサルに一番近い動物。
人間にも近いということもあって、だんだん親近感が湧いてきた。

「いらすとや」さんにもツパイのイラストがあったので
ものすごくマイナーな動物でもないようでひと安心。




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