第1323回 2022/8/23〜29の歴史ニュース

1、仕事が目に見えて溜まっていくのは精神衛生上よくない

朝晩は冷えて、もう秋を感じるミヤギです。

一方で昨日は地元の公民館に自衛隊の音楽隊がコンサートにやってきたのでは

雨が降る中、駐車場整備係を務めてきました。

もう慣れたもので仕事的には全然苦痛ではないのですが

むしろ平日の事務仕事の方が溜まってきて終えられないことに、ちょっと心が重くなります。

それはさておき、本日も気を取り直して、今回もヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。
ちなみに前回はこちら。

2、ニュースヘッドライン

①青森県八戸市博物館で特別展「ナゲモノ拾いから始まった ハマの民俗と文化財」を開催。8月28日まで R10

②イスラエル南部のマレシャ・ベット・グブリン国立公園でヤギや羊、牛の骨を用いたサイコロなどゲームに使うものがまとまって出土 R3

③石川県金沢市の国史跡「チカモリ遺跡公園」で文化庁の許可を得ずに遊具などを設置 R4

④島根県松江市でVRを用いた松江城登頂体験 R12

⑤飯田市平和祈念館で、関東軍防疫給水部(731部隊)の証言などを印刷したパネル展示を取りやめ R2

⑥考古学愛好家が新たに発見した205基の古墳調査報告書を発行 R15

⑦滋賀県彦根市の佐和山城址で外堀の一部を発見 R15 C

⑧ポーランドで7歳の考古学愛好家が新石器時代の遺物を発見 R3

⑨京都市中京区の京都国際マンガミュージアムで呪術の学習会 R16

⑩富山県砺波市教育委員会は、地元の増山城など県内50カ所の城郭を巡ったことを証明する認定証を作成 R2

3、こんなにも元気です

いかがだったでしょうか。

皆様の気になる話題もありましたでしょうか。

今回は行政の立場を考えさせられるニュースが多かったように思います。

例えば③については同じ役所内で情報共有がなされなかった、

「これを設置するためにはこの手続きが必要」

「手続きを踏まずにすでに設置されている」

という基本的なことも通じるまでに相当の時間がかかっていますね。

「縦割り行政」と非難されることが多いところです。

⑤については展示の内容が「議論があること」という名目で変えられてしまったという話題。

議論がなく確定している事実なんてほとんどないのにね。

程度の問題、ということではなく今回は当局が非難されそうな部分を隠した、

臭い物に蓋をする、という態度だったのではないでしょうか。

公民館等で思想信条を理由に利用を断った事例に近しいものを感じます。

一方で⑥の話題のように行政が組織的に行うべき調査を個人が行う、という快挙も報じられています。

少子高齢化で全国的に行政が弱体化していくことは避けられないので、民間に任せられるところは任せて、といってもそのサポート、活動の場を提供する、などは行政の役割として残り続けますが、

行政が段取りして終始面倒をみる、というような活動は今後できなくなっていくのでしょうね。

現に私自身が、つい十年前にできたことが全くできていない現場を目の当たりにしています。

珍しく愚痴で終わってしまいますが、至って元気です。

本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?