第1380回 2023/7/10〜8/4の歴史ニュース
1、あっという間に八月に
ついに1ヶ月更新が空いてしまいましたね。
七月は何をしていたのか、なんだかあまり思い出せませんが忙しかったのでしょうね。
一番は地域(町内会)の役員をやっていることに起因するような…
でも今日はちょっと嬉しいことがあったので全て忘れてしまいました。
すぐにお知らせできるかと思いますので、その時にはぜひ反応をください(笑)
さて、いつものようにヘッドラインの後ろのRはTwitterでシェアした時のリアクション数、コメントが付いたらCと表記しています。
前回はこちら。
2、ニュースヘッドライン
①山口県山口市で小森遺跡の発掘調査現地説明会 R5
②大分県日出町の歴史資料館で企画展「ひじの少年少女、まちの近代 学校日誌にみえてくる時代」を開催 R6
③あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が、「災害の記憶デジタルミュージアム」を公開 R5
https://current.ndl.go.jp/car/184376
④滋賀県彦根市の稲部遺跡から出土した矢入れ具「靫(ゆき)」の断片を科学的に分析して国内最古と判明 R42
⑤ケニア北部の遺跡で発見された古い脛骨に、肉を切り離す処理がなされたことを示す切り痕を発見 R7
⑥京都府伏見区の長岡京跡・淀水垂大下津町遺跡(京都市伏見区)で、戦国期から江戸時代前期にかけて行われた護岸などの河川改修跡を確認 R7
⑦吉野ヶ里遺跡の調査で見つかった石棺墓の埋葬人物は? R11
⑧群馬県高崎市の倉賀野浅間山古墳で東日本最古級の二重の堀跡を確認 R4
⑨宮城県仙台市で公文書館が開館 R9
⑩島根県松江市の松江城跡で堀尾家の家紋を用いた軒瓦が出土 R8
3、発信強化していきますよ
いかがだったでしょうか。
皆様の気になる話題もありましたでしょうか。
個人的には⑤の話題が気になりました。
太古の人類は人肉食をしていたのか、やはりタブー視していたのか。
センセーショナルなテーマですが、だからこそ慎重に判断したいところです。
記事によるとあくまでも
「肉を切り取ったであろう切り傷が骨に残っていた」
ということなので、食べたかどうかはまだわかりません。
現在の科学分析技術は非常に向上しているので、いずれ「食べた」かどうかがはっきりする時が来るでしょう。
そして何と言っても⑨の公文書館開館の話題。
政令指定都市レベルでも貴重な公文書を一括管理、活用する施設がなかったのは驚きですが、これが話題になってくれれば県内の他の自治体でも必要性が共有されていくことが期待できます。
そして⑩の家紋瓦の話題。
私も仕事柄近世瓦には高い関心を持っておりますので、気になります。
わずか3代しか続かなかった堀尾家。
そうなんですよね。
全国的に見たら近世城郭の城主が変わる、ってことはざらにあるんですよね。
つい地元の藩が幕末まで領主が変わらなかったからつい忘れがちです。
転封で入ってきた城主は、まず前城主の家紋を取り除く方に注力するのか
実用性を重んじて耐用年数が過ぎたものから順次入れ替えていくのか。
合理性が試されますね。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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