第1488回 2024/8/9〜14の歴史ニュース

1、目まぐるしい時こそ一息ついて

なんか日々慌ただしいですよね。

急に台風来たからって出勤になって、

一度は諦めたコミケ参戦も、ぎり日帰りで行けるんじゃね?って

弾丸で行って、目標は達成して。

省エネモードで今現在。

そしてまた週末に台風が来そうとか。

岸田総理が総裁選出ないって発表して漢を見せたら

衆院選くるなって職場が浮き足だったり。

よくないよくない。自分のペースを取り戻さないと体調崩しそうだからね。

さて、いつものようにヘッドラインの後ろのRはX(旧Twitter)でシェアした時のリアクション数、コメントが付いたらCと表記しています。

ちなみに前回はこちら。

2、ニュースヘッドライン

①福井県立博物館で結城秀康の三男直政が所持した刀が特別展に出展 R11 C

②大阪府で美術品の不適切保管問題で検討員会が最終報告を公表 R12

③鹿児島県鹿児島市の歴史美術センター黎明館で企画展「近世薩摩藩の財政と商人」が開催。9月1日まで R11

④奈良県立民俗博物館が資料全てを3D化する方針を表明 R39

⑤滋賀県近江八幡市の安土城跡で発掘調査開始 R3

⑥和歌山県和歌山市で徳川頼宣が建立した水上楼閣「観海閣」の礎石を発見 R4

⑦愛知県岡崎市美術博物館では修復中の江戸東京博物館の収蔵品を展示。9月23日まで R5

⑧滋賀県で水中遺跡の保存活用へ構想策定 R11

⑨金沢学院大学が能登半島地震で被災した古文書の応急処置に協力 R6

⑩エジプトアスワンハイダムの底に残された碑文の調査へ R1

3、当時の人もイマが転換点だと思ったのかな

いかがだったでしょうか。

みなさまの気になる話題もありましたでしょうか。

個人的には⑥の水上楼閣の礎石発見、というのはロマンを感じましたね。

一方で、②の話題はようやくここまできたか、という感慨。

地下の駐車場に美術品を保管する、という恐ろしい事態になっていた大阪府に対し、専門家チームが至極真っ当な意見をまとめ、提言をした、という話題。

一年かけてしっかりと検討されたものに対して、どう答えていくのか注視していきたいですね。

続いてはお隣の奈良県。

保存しきれなくなった民俗資料について廃棄も検討する、という発言をして炎上した知事が、次は全資料を3次元計測して記録保存する、という反応をしています。

自ら「奈良モデル」と名付けるくらいですから自信を持っているのでしょうが、4万5000点の資料を3D化するのにどれくらいの時間と予算がかかるのか試算されたのでしょうか。

良くも悪くも注目を集めていることは間違いありませんね。

ホットな話題が続く関西地域ですが

文化財資料の保存活用について時代の転換点にいるな、という感触は大いにありますね。

本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


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