第1347回 2022/12/6〜12の歴史ニュース
1、ついにきた流行
先週の時点ではまだ陰性でしたが、その後陽性が発覚し、見事流行病に罹患してしまいました。
確定していた時にはほぼ症状は軽くなっており、
ただひたすら自宅謹慎をしているような感覚です。
病院で渡された紙に、支援物資の申し込み先が記入されていましたので、試しにお願いして見ると割とすぐに送られてきました。
県から救援物資が届きましたヾ(*´∀`*)ノ pic.twitter.com/HZDh7sn0vu
— 綱渡鳥 (@tunawtaridori) December 10, 2022
これも現代の記録となるかと思い、残しておきます。
さて本日も気を取り直して、今回もヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。
ちなみに前回はこちら。
2、ニュースヘッドライン
①ペルーのワカピンタタタと呼ばれる壁画を100年ぶりに再発見 R3
②韓国華城市の発掘調査現場で土砂が崩れる事故 R4
③東京都新宿区の平和記念展示資料館でシベリア収容所をCG再現 R1
④京都府宇治市の平等院鳳凰堂で小さな鉄金具からもアマルガム鍍金の痕跡 R17
⑤福岡県柳川市立花家史料館が、収蔵する全ての美術工芸品を、県立九州歴史資料館に移管 R15 C
⑥盛岡市のもりおか歴史文化館で企画展「宝裕館コレクション寄贈40周年記念展」。令和5年2月20日まで R7
⑦一般財団法人デジタル文化財創出機構がシンポジウム「日本の伝統文化財を守る技術の継承そしてデジタルの役割」を開催 R21
http://www.digital-heritage.or.jp/activity/activity15/index.html
⑧北海道釧路市立博物館と台湾炭鉱博物館が炭産地として友好提携
⑨沖縄県浦添市の浦添城跡で三山時代の石垣を発見 R8
⑩仙台市青葉区大倉地区で庚申講を復活 R11
3、復活に期待
いかがだったでしょうか。
皆様の気になる話題もありましたでしょうか。
個人的に驚いたのは⑩の話題。
庚申とは十干十二支、つまりは60進法で数えた場合のある1日、
庚申の日に眠ってしまうと体の中にいる三尸の虫が抜け出て
天帝に悪事を通報してしまう、という信仰があったことから
徹夜で飲食を共にする文化が広く江戸時代には行われていました。
まあ迷信を理由に地域の紐帯を深めるべく宴会をやっていたわけですが、近年はどこでもやらなくなっていたかと思います。
それが、コロナ禍を経て、14年ぶりに復活を遂げた、というから話題になっています。
逆に地縁が求められる時代に振り子が戻ってきたのかもしれませんね。
続いては⑤の話題。
大名家の宝物を代々管理してきた財団が、それを維持できなくなったという由々しき事態。
もちろん県立博物館であれば保存状態は文句ないでしょうから
後世に文化財が伝わっていく、ということにはなりますが
ずっと地元にあったものが離れてしまう、というのは惜しいことです。
関ヶ原の合戦で西軍について、一度は取り潰されながらも大名に返り咲いた藩祖立花宗茂ゆかりの家ですから、華麗なる復活劇があるかもしれない、と密かに期待もしています。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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