第573回 2019/11/19〜25の歴史ニュースまとめ

1、実は寒い季節の方が好きです

めっきり寒くなりましたね。

ミヤギでも雪がちらつく時もある頃となりました。

みなさま風邪など召してませんか?

あと今年も残すところあと一月と少し。

まずは無事に新年を迎えたいですね。

さて、本日もフォロワーさんたちがTLに流してくれた

歴史ニュースをまとめました。

ヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。

2、14件のニュースが集まりました

①埼玉県宮代町立百間小学校のすべり台が、国の登録有形文化財(建造物)に登録 R78 C

③茨城県大洗町の旧大貫小学校で常陸鏡塚(日下ケ塚古墳)をテーマにした埋蔵文化財企画展を開催。12月15日までの土日祝日、計10日間開館 R41 C

④富山県高岡市の国指定史跡前田家墓所の整備に森林ボランティア組織「とやま森林サポーターの会」が協力 R25 C

⑤長野県富士見町の井戸尻遺跡で復元住居のカヤ葺き替えにボランティア募集 R69 C

⑥奈良市の富雄丸山古墳で発掘体験を実施 R59 C

⑦中国四川省邛崃市で日中の考古学者が協力する臨邛冶鉄実験考古学国際セミナーを開催 R49

⑧潜伏キリシタンが、400年近く守り伝えてきた絵画「雪のサンタマリア」を修復。複製品を教皇へも進呈 R51

⑨奈良県御所市の中西遺跡で、弥生時代前期の水田跡約3500平方メートルを発見 R43

10京都市右京区の旧天龍寺境内地で、室町時代の15世紀にかけて酒造りをしていた遺構を発見 R69 C

11大分県玖珠町の四日市遺跡で、シカや矢尻が描かれた約2千年前(弥生時代中期)の土器を発見 R12

12京都市下京区の工房跡から再利用の痕跡がある10世紀の八稜鏡出土

R33

13福岡県行橋市長井遺跡から出土した弥生時代の箱式石棺墓群で、3基の内部が板状の石で仕切られていたと発表 R25 C

西日本新聞記事

14東京国立博物館で日本書紀成立 1300年 特別展「出雲と大和」を開催。2020年1月15日(水)から3月8日(日)まで R50

3、愛され守られていくものとそうではないもの

今回もっともリアクションが多かったのは①の滑り台の話題。

急にいつも遊んでる公園の滑り台が「文化財」になったら、って思うとちょっとワクワクしますよね。

フォロワーさんが教えてくれましたが、

コンクリート滑り台で歴史あるもの、各地にあるみたいですね。

知る人ぞ知る地域のお宝って感じでいいですよね。

あとはボランティア活動の話題が続きました。

④は史跡の樹木の管理、⑤は復元された竪穴建物のカヤの葺替えに地域の方々の力を借りようというものです。

Twitterのコメントでも述べましたが、

これからは行政だけで史跡を守っていくことが難しくなるので

地域が一丸となって保存と活用を考えていくことが必要になっていくでしょう。

とはいえ、あまりに負担が大きくなってしまうようでは持続可能な体制とはいえません。

この辺のバランスが保てた地域だけが史跡をうまく守っていけるのか

知恵を出して創意工夫をできたところだけが後世に残され、

それ以外は朽ちていくのか。

考えさせられますね。

本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


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