第1315回 2022/8/2〜8の歴史ニュース
1、夏が来た!
東北各地で夏祭り真っ盛りですね!
仙台七夕の前夜祭、花火大会はテレビでのんびり視聴しましたが、
ようやく久しぶりの通常開催、ということもあり、七夕祭りはがっつりみてきました。
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混まないうちに、と早めに言ったらまだ準備中のところも。
そこに当たり前にあるとなんとも思わないのに、
取り上げられると無性に恋しくなる。
そんなもの、ありますよね。
やっぱり宮城には七夕祭りが欠かせませんね。
それはさておき、本日も気を取り直して、今回もヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。
ちなみに前回はこちら。
2、ニュースヘッドライン
①北海道本別町の町歴史民俗資料館で企画展「学校も空襲を受けた~旧制本別中の悲しみ」を開催。8月31日まで R5
②日露戦争宣戦布告の詔勅草案が発見される R6 C
③長野県長野市の長沼城跡で小学生が発掘調査体験 R4
④奈良県桜井市の桜井茶臼山古墳で、赤色立体地図を作成して検討した結果、前方部が前端に向けて広がる形状だったことが判明 R2
⑤東北大の鹿又喜隆教授らの研究チームは北海道から本州に人が移動した時期を「約1万8000年前」と確定したと発表 R12
⑥秋田県埋蔵文化財センターで企画展「あきた埋文2022展」開催。8月16日まで R24 C
⑦中国山西省の山西博物館では、「漢代楚国の重要文化財」を開催。10月まで R13
⑧伊達政宗公の顔を最新技術で復元した復顔像を特別展示 R41 C
⑨青森県弘前市で弘前城三の丸追手門と二の丸南門の修理現場見学会 R7
⑩福島県立博物館の展示会「新選組展2022」にちなんだ講演会 R10
3、俗説打破へ
日本の夏は戦争を考える季節。
全国各地で太平洋戦争に関連する展示会が開かれています。
なかでも①の話題は地元に深く密着した良い企画。
普段から地域の方との信頼関係が築かれているからこそ、このような個人の息吹が感じられるような資料が集まってくるのでしょうね。
それにしても戦時中の教頭先生は私と同じくらいの歳だったことに衝撃。
男性が戦争に取られて、人手不足という側面はあったにせよ
自分がそれほど歳をとったのか、という感慨を抱くべきか。
ちょっと前の同世代は大きな責任感を持って生きていたのだな、と感心すべきか。
②もロシアが彼の地で戦争を仕掛けている今まさにタイムリーな資料の発見。
稟議を回す段階で角が取れ、当たり障りのない形になっていくことは容易に想像がつきます。
いつの時代もお役所は変わりませんね。
そして何と言っても⑧の話題。
伊達政宗さんはお墓を発掘しているので、骨格やら血液型やら愛用の品やら、色々と明らかになっているのですよ。
でもまさかここにきて実物に似せたお像を作ってくるとは予想外でした。
「眼帯をしていたのは創作」という情報が流布してくれるといいですね。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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