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毎年、最低1回は成果を世の中に発信しよう

あれは大学院の2年生の時だったと思います。
同期とこんな約束をしました。

これから現場に入っても毎年、最低1回は成果を世の中に発信しよう

当時の約束

発信の仕方には様々なものがありますが、当時は確か、寄稿と学会発表の二つを指していたように思います。と言うのも、これらしか知らなかったくらいに世の中のことを分かっていなかったのでしょう。あ…ウソです。そう言って、イキってただけだと思うんですよね…恥ずかしい(笑)

さて、当時と比べて、めっきり学術の世界から遠のいてしまった自分ですが、昨日無事にエントリーが完了しまして、2019年ぶりに日本地理学会の春季学術大会で口頭発表をします。

エントリー完了証

発表内容は、生成AI活用と創発学習について。
高1の地理総合での実践紹介です。

実践紹介って、学術大会の位置付けとしては、あまり適切ではないのだろうと思います。思います、と言うか、発表したら分かります。

多くの方は、寄稿を予定しているものを発表されますし、理論と実践の往還をそれはそれは大切にされています。この辺にゆるさはきっとありません。

場違いな場でなぜ、発信するのか?

アカデミアから遠いエッジにいる自分のような人間が発表する意味を考えた時、今回の場合の背景はこれに尽きます(何分、不勉強な自分がキャッチできていないだけなのかもしれませんから、もしあったのであればどなたかぜひ教えてください)。
地理学・地理教育の学会の中で日本で最も会員数の多い日本地理学会での発表を選んだ理由もこんなところかなと思います。

今後、生成 AI が教育に大きな影響を与えることが予想される中で、これまで地理教育から何がしかの発信が世に出されることはほとんどなかったと言ってよいだろう。この事態に、発表者は強い危機感を抱くとともに、ファーストペンギンとして生成 AI を活用した普段使いの授業を広く紹介し、トライ&エラーの記録をオープンシェアしていく決意を固めた。

発表要旨の一部

課題がいっぱいの実践と、危機感だけ引っ提げて、上京します。
どうぞお手柔らかにお願いします。

帰りのフライト前に行くいつものお店が今から楽しみです。

春菊のお浸し、天才



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