研修に参加していた中学生から学ぶ
昨日は、某自治体の自主研修会。
昨年度に続く開催で、初めて参加させてもらった。参加者と登壇者、運営の先生方がつくる温かい雰囲気が素敵な時間と空間。
分科会では、市内の中学生が、普段どのようにGIGA端末やICTツールを活用しているかなど報告する時間があり、フロアからこういう質問があった。
これらの質問に、中学生が自分の言葉を紡ぎながら返答する姿に何より感心したが、研修の後、座談会形式でフリートークをする時間があって、僕のテーブルにその中学生が、たまたま来てくれたので、さっきの質問のことを、どう思ったか聴いてみた。
デジタルとアナログを分断した考えや発信が多い中で、彼らの中にはその発想は恐らくないのだろう。
質問者に対する悪意はもちろんないが、「そんなのどっちでも自分の好きな方で良くない?」というナチュラルな感じにすごく好感が持てた。
こう言い切れるだけ、生徒たちに選択と権利がある、文具のごとく端末を使い倒している、そういう風土がつくられている学校なのだろうと感銘を受けた。
「子どもの権利条約」に強い影響を与えたといわれるコルチャック先生の言葉が浮かんだ。
是非、参観に行きたい!
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