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新型コロナウイルスの影響が広がる京都で、私たちが今できること

新型コロナウイルスが世界に広まる中、ツナグムが関わる数々のイベントも中止・延期になりました。

近年、オーバーツーリズムが嘆かれていた京都ですが、観光客は激減。多くの人が外出を控えているため、飲食店などへ足を運ぶ人が減り、存続が危ぶまれているところもあります。

祇園

観光客のいない祇園

様変わりしてしまった生活の中で、私たちが今できることは何だろう?

その答えの一つが、できるだけいつも通り生活をすることではないでしょうか。

行きつけのお店でご飯を食べる。
好きなお店で買い物をする。
知人の宿に泊まりに行く。
SNSの情報をシェアする。
クラファンで応援する。

できることはとても小さなこと。だけど、それらがきっと、大切な人たちと共に積み重ねてきた生活やまちを守ることに繋がるだろうと思います。

その上で、小さな灯火ではありますが、私たちができることとして、この難局を前向きに乗り越えようとしている京都のプロジェクトをまとめることにしました。

ツナグムが運営する京都移住計画のサイトでは今まで、様々な企業や個人、プロジェクトのお話を聞かせていただき、記事としてお届けしてきました。

ご紹介してきたお店の中には、新型コロナウイルスの影響を受け、助けを求める声や、支援プロジェクトを立ち上げている企業もあります。

今私たちの元に届いている声だけではありますが、いくつかご紹介させていただきますので、もし気になるお店やプロジェクトがあればご参加ください。

<京都市内>

・NINI ROOM

「京都に住む友達の部屋」をコンセプトにしたホステル「NINI ROOM」。京阪・神宮丸太町駅の近くにあり、京都大学や平安神宮まで徒歩圏内にある簡易宿泊施設です。

連日キャンセルの連絡が届く中、NINIでは、”丸太町割宿泊プラン”(3月1日〜3月31日の宿泊を対象)を発表。突然の自宅勤務の人、ちょっと明るい気持ちが足りない人、長ーい春休みになったご家族などに向けて、お得なプランを出しています。

実際に訪れてみると、ランチタイムはご近所さんで賑わいっていました。いつもは生活の場としてあるまちを、プチ旅行気分で訪れると、違った視点や感情が芽生えて楽しそうです!

また、クラファンを使って少し先の宿泊券販売も実施中。NINI姉妹とはしご酒ができるプランなどもあって、とても楽しそう!!

・マガザンキョウト

二条城の近くにある「泊まれる雑誌」をコンセプトにしたマガザンキョウト。触って、使って、泊まって、買える。 五感をフルに使ってカルチャーを体験できる空間です。

マガザンキョウトでは、ローカルコミュニティの灯を消さない。収益の一部をコミュニティへ還元するチャリティプログラム「Ready for your journey. (#readyforyourjourney) 」を開始しています。

マガザンキョウト公式オンラインストアでご購入いただいた売上における「利益の50%」を、コロナウイルス等が原因で突発的に持続困難となった、私たちの目と手と心が届くつながりのある方々(=ローカルコミュニティ)への応援金として使わせていただきます。

・GROVING BASE

五条駅近くにあるシェアオフィス&コワーキングスペース。急遽テレワークや子連れ出社などを行うことになった方も利用しやすい、「テンプオフィスプラン(仮)」を発表されました。

通常、GROVING BASEを利用するにはオフィス会員になるか、ドロップインで利用するかが必要ですが、入会金無料、契約期間は7日〜2ヶ月までと柔軟な利用が可能です。保育はありませんが、キッズスペースがあり、子連れ利用も可能なので、お子さんがいらっしゃる方も利用しやすそうです。

・ウエダ本社

オフィスのリノベーションや空間プロデュース事業を展開する「働く環境の総合商社」。

グループ会社であるutenaworksと非営利型株式会社ポラリスと共同で、子連れコワーキング企画を3月27日まで実施中です。スペースを無料オープンしていることに加え、なんと、週3日の見守り保育が無料……!子連れワーク先をお探しの方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

https://www.ueda-h.co.jp/news/seminar/kodure/

・綿善旅館

創業180年余りの綿善旅館。国内外から観光客が訪れる四条烏丸〜三条河原町エリアの老舗旅館です。

こちらでは、3月9日〜13日にかけて旅館de寺子屋を開催。旅館体験、英語でチャレンジ、板前さんがつくるお弁当などがついたプランを小・中学生向けに実施しています。

※こちらは実施終了しています

・KAGANHOTEL

2019年秋、京都の青果卸売の社員寮兼倉庫をハーフセルフリノベーションし誕生したKAGANHOTEL。若手現代アート作家のためのスタジオ・ギャラリー・レジデンス併設型の宿泊施設として、軌道に乗り始めた矢先、新型コロナウイルスの影響で存続の危機を迎えているようです。

クラファンには様々な応援プランがある他、入居していないアーティストや、アーティスト以外の方も気軽に立ち寄っていただけるよう、毎週金曜・土曜は「KAGAN TODAY」として飲食店をオープンしています。

カレーランチがとても美味しそう!!

<京都市外>

京都市外でも、各地の企業・団体が様々な取り組みをしています。

・大滝工務店

舞鶴にある工務店。代表の大滝さんは、「まちを楽しむ」をテーマにした団体「KOKIN」としても活動しています。

大滝工務店が運営する「KAN,MA〈カンマ〉」では、「カンマリビングをお子さまの自習に使いませんか」と提案。休校となっている小学1年生〜中学3年生の子どもたちへ自主学習や読書などを行なってもらうため、リビングを無料で貸し出しています。

【日程】2020年3月18日(水)〜4月10日(金)の平日のみ(木曜定休日を除く)
【時間】9:00〜12:00,13:00〜16:00の二部制
【場所】カンマリビング
【対象】就学中の小中学生
【人数】6名まで(人数相談可)
【持ち物】学習道具や本など

※要予約
※10歳以下のお子さまが利用の際は必ず大人1名の同伴をお願いします。その際、ダイニングでの待機も可能ですが、必ずオーダーをお願いします。
※お子さまのお飲み物は持ち込み可能。部屋を汚さない程度のお菓子(アメやガムなど)もお持ち込み可能です。

*リビングからのお願い*
細かなルールは決まっていませんが、この時期での利用ですので、マスクの着用や手洗いうがいの実施は各自責任を持って行って頂くようお願い致します🙇‍♀️

●予約方法●
ご利用される前々日までにカンマリビングインスタのDM、もしくは
LINEアカウントより直接メッセージをお願いします🙏 LINE ID⇨@553cefqj
お電話でも受付しておりますが、不在となることもございます。ご了承下さい🙇‍♀️
TEL:0773-77-8420

・丹後暮らし探求舎

京丹後で移住支援などを展開する、丹後暮らしの探求舎。スペースを開放し、見守り保育を実施しています。

随時、情報は更新していく予定です。先の見えない不安が広がる中、少しでも心地よい暮らしを送れますように。


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