KASEN×tunaguコラボ　オーバル皿

瀬戸の赤津焼窯元【霞仙】の気さくな、12代目にオリジナルでつくっていただいたオーバル皿。窯元に伺って雑談の中で、作っていただけることが決定！あまりにも軽ーく話が進んでビックリしましたが、ワクワクしました。

普段料理を装のにオーバル皿はとても装いやすくてよく使います。
小さな大きさは、取皿にも使いやすく洋皿をよく使っていました。
KASENさんの商品にもオーバル皿はあるのですが、フォルムがもっと丸いものがいいなと丸みのおびた形のものを作っていただけることになりました。

単色でなく昔からある柄の中で何かないかと思っている時に「喜多窯霞仙」のハガキの中に格子の柄をみつけました。
これでオーバルの皿ができたらとってもいい！
12代目は、「じゃあ形や面積がかわるとピッチもかわるね」と紙に筆ですっすっと線をかき見せてくれました。
この筆さばきが、迷いなくまっすぐな線。思わず見とれてしまいました。

できあがるまでの楽しみ。そして、霞仙さんのインスタにそれを見つけた時は、想像以上でとてもうれしく感じました。
手づくりの良さは、ひとつひとつの色や形も微妙にちがうところです。
工業製品が多くある中で、形や色が違うと不良品と思われる方が増えています。人間もみんな違うようにうつわの表情も違うからこそ楽しいと思います。そして、自分が気に入ったものを見つけるのも楽しいことです。

実際に見て、触って気に入ったものを選ぶ楽しみ。
そして、何を装うか想像する楽しみ。
うつわにはいろんな楽しみがあると思います。

お客様がこないから、こんないい皿は使えないとおっしゃる方がいらっしゃいます。お客様の為ではなく自分の為に気に入ったうつわを使って欲しいと思います。そうすれば、毎日の食事ももっと楽しくなりますし
野菜を切っただけを装ってもわくわくします。

好きなうつわをみつけるのは、自分探しと似ているように思います。

窯元紹介｜喜多窯 霞仙