和せいろを作りました。
蒸し料理をもっと身近に!
電子レンジ料理の普及で時短レシピなど多く出ていますね。
確かに早いのは嬉しい。
でも、このせいろで15分もあれば
素材が蒸し上がります。
蒸している時の湯気や香り幸せを感じます。
そして、野菜がとても甘くなります。
特別にではなく日常的に
蒸し料理をするのにちょうどいいサイズ。
うつわごと蒸すのに適している深型。
そのまま食卓に出してもよい浅型。
大きな鍋を使わなくても使用できるステンレスの蒸し板。
これを、特別に木曾の職人さんに作っていただきました。
蒸し器には、蒸し布を使いますが
木のせいろの蓋は蒸気を吸い取ってくれるので
蒸し布を使わなくても大丈夫です。
蒸し上がった時に、木のよい香りも漂います。
昔は当たり前のように使われていたせいろが、
廃れてきたのは、料理が多様化し調理道具も
多用化したので道具が増え
収納場所、乾燥場所など不便さがあるでしょう。
また、木は生き物。個体差もありますし
すべて、同じで整いきれいなものがいいという
価値観からは選ばれなくなってきました。
使い込むほどに味がでてくる。
愛着が増す。
そして、一つずつ心を込めて作ってくれた
職人さんを感じる。
私は、そういうものが大好きです。
なにより、せいろで蒸した素材が美味しいのが一番。
ちょっと時間をかけて
幸せな時間をもたらしてくれる和せいろ生活
いかがでしょう。