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Yokohama F. Marinos 2020

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2020年 横浜F・マリノス 試合観戦記
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2020年10月の記事一覧

そんなに悪かったかなぁ…? 2020 J1 25th Sec

前倒し消化分の25節。次から次へと試合でしかもまた中2日。復帰しては怪我人が出るような状況で、果たして無事に今季のスケジュールを終えることができるのだろうか。 チームは乗ってきている。前節で4連勝とした。しかもそれはすべてが3得点と、持ち前の攻撃性とその力が戻ってきた。矛盾するが、こうなったらもう上のようなことは考えていられないという気分でもある。うまくやってくれ(😅)願わくば昨季の終盤のように突っ走りたい。 スタメンとフォーメーションは上のように。詠太郎がシャドウの一角

攻めた。撃った。しかし。 2020 J1 20th Sec

J1第20節。 試合開催の三ツ沢は、観客動員上限の50%いっぱいに近いような入りに見えた。今はまだどこも遠征ができないので、ホームは文字通り完全ホームでスタンドはトリコロール一色(!)。配信の画面には素晴らしい景観があった。 スタメン。シンが戻ってきた。喜田が久々に完全に休みをもらえた。とはいえチアゴにも負荷がかかっている。 このメンバーによる並びはどうなっているか。始まってみないとわからない。 そしてキックオフ。陣形は基本的には以下のよう。タカは状況により前に出たり

雨中の晴れやかな結末 2020 J1 21th Sec

J1第21節。三ツ沢4連戦の最後の試合。 チームはこの週の水曜にリーグ杯SFを戦い敗退した。直前の試合を踏襲し支配的に戦ったものの、被CKからの1失点を跳ね返すことができなかった。 ホームでの連戦にも関わらずこの三ツ沢シリーズでまさかの大ブレーキ、1分2敗となっている。内容は良いものの結果に結び付かない閉塞感をどうにかして脱したい。 マルコスが怪我を負ったという情報もあるが、チアゴなど負荷がかかっていた選手を休ませスタメンを大幅に入れ替えた。また、前日加入が発表されたば

自由が生む不自由 2020 J1 22th Sec

J1第22節。ここからはアウェイ戦が続く。 喜田が前節の警告により出場停止となってしまった。が、マルコスが戻ってきたり、今となっては不安を感じないメンバー。 中盤から後方は、ゾーン3でのハイプレス時どう追随し再現するか。はたまた違う様相を見せるか。ここに注目していた。 そしてキックオフ。 始まってみると、前節のタカの役割は和田に代わっている。負荷を考えたものだったり要素はあるのだろうが、これによって中盤の構成は前節とまったく変わった。プレスで圧を見せられなかったのはこ

フラッシュバック 2020 J1 23th Sec

J1第23節。 中2日でしかも大阪2連戦ということでチームは遠征先に留まった。活動の制限、連勤の選手のコンディション。勝ちたい相手だが多くは望めない。そんな中、どういう試合になるか。 冷たい雨の中キックオフ。初期配置としてはこのような形。 うちのハイプレスは嵌ってはいないが、相手がアングルをつけない、一発で裏を狙うロングボールを多用したために、大きなピンチにはなっていない。 ところが9分には相手のクロスを中央で合わせられ淡白な失点。この時点では時間帯も早いし、などと思

回帰、そして成熟の軌跡 2020 J1 33th Sec

前倒し分の33節。久しぶりにホーム日産。 選手の疲労蓄積を考慮した大幅なスタメン入れ替え。しかしCBは連勤だし、小池を左に配置せざるを得ないあたりに苦しさが現れているが、果たしてどうなるか。 メンバーを替え過ぎたので何とシンがキャプテン! そしてキックオフ。フォーメーションは関係ない(お約束)だがおおよそ以下のようになっている。 両ウイングが幅を取っている。小池やケニーが交互にインサイドに入る。どうやら思い出したようだ。我々の原点を。 比較的マッチアップの構図が1対

怪物たちの宴 2020 J1 28th Sec

変則的に組み込まれた、J1第28節。 この10月の移籍第3ウインドウ、試合の直前に電撃的に獲得したGK高丘がいきなりベンチ入り。角田の名前も。 今回のメンバーも最前線と最終ライン、各々どのように振る舞うか、始まってみないとわからない。 キックオフ。基本的な立ち位置としては上のようなところか。 ビルドアップに関わる後方の選手は、ファルソ・ラテラルの動きを含め非常に柔軟で、最前線も、構成を見ると幅が無くなるかと思ったがそうでもない。場面によって集まったり開いたりしている。