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昔の自分が良く思っていたこと

娘が私の声に驚き泣いた。
娘が泣いた理由はよくわかっている。
私を怒らせたかったわけじゃない。遊びでやったことが危なかっただけのこと。
だけど、それを私が強く怒ったのでびっくりしてないてしまった。
何より、娘は私にわかってほしいという思いが強い。
私が理解を示さないと驚くほどぐずってしまう。
だからこそ、しっかり娘の気持ちは言語化して受け止めようと努力している。
そんな中ふと思ったことがある。


私は人の気持ちに敏感だ。
だから、相手の気持ちを察してあげることには定評があった。
たくさんの人から悩みを打ち明けられた。
たけど、わたしのことを理解してくれる人はいなかった。
娘もきっとその1人だとぼんやりと思ってしまった。



当時の私は私を理解してくれる人は誰もいないと思い込んでいた。

しかし、今考えればそれにはちゃんと因果関係があって、私は人の悩みを聞くことで私の場所を確保していた。
そこに自分のスペースを作ってしまえば、少なくとも私が一人ぼっちになることはないと。
友達のいなかった私が1人になることを恐れた私が自分も守る為に選んだ手段の1つ。
これを責めることはしない。
友達が欲しかった私の悪あがきだから。
それ自体を否定することはしない。

ただ、問題なのは娘にそれを感じて思い出してしまったこと。
娘に見返りを求めている証拠。
さぁどうしたものか?

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