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挑戦するのは、何歳からだっていい:わたしの背中を押してくれた本

noteを始めて1ヶ月が経過し、当初目標に掲げていた毎週投稿も今のところなんとか継続できている。

それにしても、「書く」って本当に難しい!
ただ「書く」だけじゃなくて、読み手にわかりやすくが難易度高い

これまでは頭の中で考えるばかりで、「文章にする」ことをしてこなかったのだから、当たり前かもしれない。
そもそも「読む」行為自体は大好きで、インプットは比較的出来ている。
わたしに足りないのは圧倒的にアウトプットだと知りつつも、面倒で避けていたのだ。

思い返せば、子供の頃から「主語がなくて何言ってるかわかない」と言われ続けてきた。
自然と、話すことが億劫になり、話しても理解してもらえないからと、必然的にしゃべらない「おとなしい子」になった。
黒縁メガネに三つ編みおさげで、ぽっちゃりな内向的な子どもじゃ、そりゃあ、いじめの対象にもなる。

大人になった今でも、後輩に仕事を教える時、つい「わたしの言ってることわかる?」と聞いてしまう。
この場面での「わかる」は、後輩が「理解できたか」を聞いているわけではなく、「わたしの話は文章として成り立ち、説明になっていたか」の確認作業だ。

アウトプットの場にしたくてnoteを始めたのに、このままでは子どもの頃のようにまた億劫になって投稿が途絶えてしまう気がする。。。

このままではいかん!

書くスキルを上げるには、とにかく、書きまくること。
そう考えていたけど、
果たして本当に書くだけで上達するのだろうか?
書くことはもちろん大事だけど、文章力を上げるには何か方法やコツがあるはずだ。

「書く」行為も、ただがむしゃらに書けばいいわけではなくて、「書き方」を学ぶ必要があるのでは?
早速、ネットで検索してみる。

今の時代、ネットで検索すれば必要な情報は得られる。
たまに情報過多で疲弊することもあるが、本当に便利な世の中だ。

その中で興味を引いたのは「ライター」という職業。
無知なわたしは、書くを生業にしている人=小説家くらいに考えていたが、今は副業でライターを始める人が増えているらしい。。。

ライターは副業でもできるものなのか?
疑いつつも、副業ライターさんのSNSを片っ端からチェックしまくる。
有益な情報が多く、フォローもしまくった。笑

SNSでは、収益を公開されている方も多いが、
皆さん、結構な額を稼いでいらっしゃって、唖然。。。
わたしの手取り月収を軽く超える金額で、もう副業ではなく本業レベル。

本業で疲れ果て、帰宅してはnoteへの投稿に四苦八苦し、長時間を費やしているわたしとは雲泥の差。
もちろん、本業の合間になんとか時間を作って取り組んできたからこその報酬で、初めから稼げているのは、少数であろう。
きっと、時給数百円レベルの仕事をコツコツ続けての努力の結果なのだ。
その行動力には賞賛だ。

「書くスキル」について調べていたはずなのに、いつの間にかライターについてもっと知りたくなった。
市立図書館のヘビーユーザーであるわたしは、ライター関連の書籍がないか探してみた。そして見つけたのが本書。(前置き長っ!)

本書は、書くスキルを向上させる内容はほぼない。
スキルよりは「ライター」という職業の、その中身について詳しく書かれている。
ライター業に挑戦してみたいと考えている人たちに、有益な内容であることは間違いない。
しかし、読み終えたわたしは、ライター云々というより、「生き方」について考えさせられている。
まさしく『人生を変える!』の方。

本書のコラムの中での著者の言葉、

これからは「副業」ならぬ「複業」の時代といわれていますから、ライター業だけで食べていくことにこだわる必要はないでしょう。いくつのも仕事をしているうちのひとつがライター業であっても、まったく問題ないのです。むしろ、「複業のひとつがライターである」というほうが仕事を選ぶ余裕ができ、ライター業を楽しみながら続けられるかもしれません。
どんな仕事や人生であっても、必ずそこで得た経験を活かすことができると考えています。

『人生を変える!50歳からのライター入門』コラムより(著者:しげぞう)

今抱えている、仕事に対しての葛藤とリンクして、語彙力の無さでうまく表現できないのだが、なんだかこう、ものすごく感情が持っていかれてしまった!(この表現力の無さよ、、、悲し)

もちろん、ライターについても詳細に書かれてはいるけれど、50歳を過ぎてから、やむを得ない事情でライターとなった著者のしげぞうさん。
本書はしげぞうさんのノンフィクションストーリーでもあるわけで、アラフォーで新しいことに挑戦するのを躊躇っているわたしは、「挑戦することに年齢は関係ない」そして、「やりたいことをひとつに絞らなくていいじゃない」と、背中を押してもらえた気がした

文章も読みやすくて、わたし好み。
難しい言葉や言い回しが多い文章は眠くなってしまってすぐ挫折する。笑

冒頭は確か、「書く」ことの難しさについて書いていたはずなのに、いつの間にか、内容がずれている。。。

まあ、これもひとつのアウトプットとして、良しとしよう。

本書はライターを目指していなくても、新しいことを始める勇気がもらえて、モチベーションも上がる。
挑戦したいけど、一歩が踏み出せないでいる人におすすめしたい。

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小瀬つむぎ
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