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[Unity]どこにいても照らしてくれるライトと記録

デジタルストーリーテリングラボのtumuです。追従するライトがあったらいいなと思い、やり方を探してみました!

準備

ビームライトは以下のライトを使わせていただきました。

このビームライトはBase・Arm・Light・LightShaftの部分に分かれています。
今回はLightの部分に注目します。

オレンジの枠で囲まれているところがLight部分

どの機能を使うか

追従機能にはConstraintという機能を利用します。Constraintはオブジェクトの位置などを別のオブジェクトと連動してくれる機能です。
詳しくは以下のサイトを参考にしました。

Constraint機能にはParent Constraint・Position Constraint・Rotation Constraint・Look At Constraintの4種類があります。ビームライトは対象となるオブジェクトに向いていてほしいので、Look At Constraintを使います。

対象にするオブジェクト設定

初めにオブジェクトを用意。(CubeやSphere)
オブジェクトを持ったまま動くことでライトを追従させるので、オブジェクトを掴む設定が必要です。そのためにAdd Component→Grabble Itemを追加します。

コンポーネント追加

Grabbable ItemのGripで先程用意したオブジェクトを指定。(自分の設定ではGrabcylinderという名前にしています)

ピンク線部分で指定

Constraint設定

HierarchyでLightを選択し、InspectorでAdd Component→Look At Constraintを選択して、Look At ConstraintのSourcesで対象のオブジェクトを指定します。
(この時Selectの欄に選択候補がなにも表示されなかったら、Assetsになっている可能性があるのでSceneのほうを選択してみる。)

オレンジ線の方を選択

対象にするオブジェクトを指定できたら、向きがずれているのでConstrain SettingsのLockを外し、Rotation OffsetのYを-90にする。(ここは実際に配置してそれぞれの調整が必要かもしれません)

緑線部分で指定や調整、赤線部分は最後に

指定や角度の設定ができたら、最後にActiveteを押す

まとめ

こうして、ビームライトが僕だけを追いかけて照らしてくれるようになりました。
ただ悲しいことにこのライトは僕ではなく、オブジェクトのほうが気になるようです。どこにいても照らしてもらうには、オブジェクトを掴み続けている必要があります。そのため、イベント使用時は持ちアイテムを小さくするか、持ち続けていても違和感がないものに変更しなければなりません。この点に関してはこれから考えていこうと思います!

円柱を持ちながら右に移動すればライトも一緒についてくる

Meta Voyage実行委員会について

Meta Voyage実行委員会はVRやVtuberに興味がある大学生が集まり、UnityやBlenderでのワールド作成、Meta Quest体験、SONY mocopiを使ったモーションキャプチャーなどメタバースについて学び体験することで様々な可能性を探すことを目的に日々活動しています。

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