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旅の記録2024.8.13-8.17(山陰)

南海トラフ注意の最中に山陰に行って帰りは台風で一日帰れなかった旅の話

今回の日程

【1日目】
関東を脱出
新幹線
岡山で乗り換え 喫茶店で鳥丼を食べる
特急やくもに乘る
出雲大社
ホテル・アルファ-ワン出雲

【2日目】
石見銀山
松江城
島根市立美術館
スーパーホテル島根・松江駅前

【3日目】
足立美術館
特急スーパーまつかぜに乗る
鳥取砂の美術館
鳥取グリーンホテルモーリス

【4日目】
特急スーパーはくとに乘る
姫路城
姫路市立美術館
姫路駅前ユニバーサルホテル南口

【4日目】
姫路駅でモーニング
帰宅

全体的な感想

前から行きたかった山陰地方に行ってきました。
南海トラフのことも有り、どうしようかとほんの少し迷ったのですが、あまりに過敏になるのも良くないし、もし大災害が起きたらどこにいても同じだと思って出発。

今回の旅の目的は足立美術館と鳥取砂の美術館、そして宍道湖の夕日も拝みたかったということでしたので、それらは見ることができて満足でした。
ちょっと興味のあった水木しげるさんとか鷹の爪団とかの関係の場所には一つも行っていない、というか調べてもいなかったので、そこらへんは心残りではありました。
何も調べていない割には乗った電車がちょうどコナン仕様だったり、と運も良かったのかな
来年?には鳥取に大きな美術館ができるらしいのでそちらもいつか見に行ってみたいです。

行きは8月8日に宮崎日向灘で起きた地震に伴う南海トラフ地震注意の影響で新幹線の名古屋付近のスピードは制限されていました。
そのため電車は数分遅れ。そのため、連絡の調整を行ってくれた電車の便もあったようです。
自分はそれを見込んで乗り換え後の特急やくもを一つ遅らせていたので、岡山駅で鶏飯をたべていましたら、電車は乗り換え連絡の調整以上に遅れていたみたいで、ご飯を食べ終わった後辺りに乘る予定だった電車が発車した様でした。自分が乘る列車は乗り換え連絡待ちの数分遅れで発車。終点の出雲市に着くころには遅れは解消されていて、時間待ちで途中駅に停車しているほどでした。時間調整がすごいし何かあっても分かった時点でアナウンスしてくれるから、安心して旅ができるのがほんと嬉しい。

このころは発車メロディが思い出せないなあなんてのんきなポストをしてたりしましたね。これも髭男であることは分かっていたのですが曲名が思い出せませんでした。

帰りは南海トラフの注意は収まっている時期と見込んでいました。
実際地震注意に伴う色々は解除されていたのですが、台風が次から次に来ていて、、、
まあ何とかなるだろ、という希望はむなしく8月14日の夕方に16日は新幹線終日名古屋大阪間が止まるってよ。というニュースを見ます。
慌てて予定を見直し。慌てて帰るより、一泊伸ばした方がスムーズだろうということで新幹線の予約を次の日に変えて、姫路でホテルを探しました。

そんな旅でした。

旅のメモ

宿のこと、食べたもののこと、写真など、思い出したことを追加していきます
ほんとに率直なメモなのでネガティブなことも勘違いしてることも書いてあります。間違ってたら優しく訂正して頂ければ。それと無駄に長い!気をつけて


岡山〜特急やくも

まずは行きの岡山。
駅の中の喫茶店で鶏飯を食べました。ごく普通ですがお腹が減っていたので美味しかったです。
途中名古屋の辺りは寝てたので遅れはほとんど気になりませんでした。

1日目の岡山の喫茶店で食べたは鳥丼

岡山から先の特急やくもはチケットレス特急券を初めて使ってみました。
特急券と別に乗車券を買うところで結構窓口に人が並んでいて時間がかかったりしました。自動券売機でも買えるのかな

特急やくもの写真を撮っている人が結構いました 特殊な車両だったんでしょうか

特急やくもは進行方向に向かって左側の席を取りましたが渓谷を見れて良かったです。本州を縦断して日本海に抜ける感じも味わえましたし

(2024.10.12追記) その後に、とある空気圧機器の展示会に行ったら、前からお名前は知っていた会社様がやくもの写真をパネルを出してたので聞いてみたら空気圧サーボで姿勢を制御してるらしいです。なんというかひょんなところでつながりのあるのって面白いですよね。

松江を過ぎると人はほとんどいなくなって貸し切り状態。今度は右側に宍道湖が見えました。
電車がカーブで傾いたときに湖に近づく感じがとてもダイナミックで面白かった
そんな感じで窓からの景色を眺めていると終点出雲市駅に着きました

出雲市駅〜出雲大社

駅名表示が雲の形

出雲市についたらホテルによって荷物を預けて出雲大社へ
と行きたかったのですが、行き方が分からなくて観光案内書に行きました
近辺の地図をください、と言って渡された地図をもとに駅周辺を歩いてみたら、神社も有ってこんなに出雲大社ってちっちゃいのかな、とか思っていたのです。もちろんこんなに小さいわけはなく、全然勘違いでバスに乗らないと辿りつけないことに気づきました。

出雲市駅周辺のオブジェ 西日が当たって良い感じ

その後、バスに乗って大社に着いたのが夕方4時くらい。
隣接の島根県膣古代出雲歴史博物館を回ってお参りしたら、駅まで帰るには終バスしかない時間。
何か食べようかなと思っても、お店はほとんど閉店時間。
唯一空いてたスターバックスもバスが来る10分前に閉まりました。

島根県膣古代出雲歴史博物館では発掘された本殿の巨大な柱がエントランスで出迎えてくれたり、一か所で出土した何百本もの銅剣が飾られていたりと展示品に圧巻されました

300本出て来たらしい 発掘現場の実物大再現模型とかも有った。

再現模型や風土記の経緯を示すアニメなんかも面白かった

古代の大社の模型はやっぱりすごい 昔に国立博物館で実物大を見たことを思い出しました

時間が遅くてカフェやショップが閉まっていたのが残念でした。

エントランスの巨大柱 2階から

博物館を出てお社にお参り。この時間なのに結構な人がいるのに驚きました

しめ縄
結構な人がいました
広くて回りきれなかった
野見宿儺神社 大相撲の元祖とのこと 近くには土俵も有って回しをした兎が守っていました
鳥居
帰りに急いで撮った
街並みは良かったけど夕方はどこも閉まっていた 写真は郵便局

駅まで戻ってきてもお店は空いていないようでしたが、唯一少し並べば入れそうだったお蕎麦屋?ラーメン屋?で出雲そばを食べました。

何とか入れた「ほしえん」さんで頂いた出雲そば つゆをその都度かけて食べるそうです
餃子も美味しそうだった

ホテルはホテル・アルファ-ワン出雲
出雲市駅に着いたらすぐにホテルに向かって歩き回る前に先にチェックインして荷物を預けました。
ネットで見た時は喫煙の部屋しかなかったんですよね、とフロントで言ったら禁煙の部屋有りますから変えましょうか?と対応してくれました。たぶん南海トラフとかでキャンセルが出たんだろうな。
外の日差しが強すぎて中との明暗の差もあったのか、エントランスの結構大きな段差にちょっと躓きそうになったり。チェックインの時にお絞りを出してくれるのは嬉しいですね。
ちなみに朝食のバイキングにもお蕎麦が有りました。

シジミの佃煮なんてものもあった

石見銀山〜松江城

二日目は石見銀山に向かうため、まずは山陰本線。
2両編成のワンマン電車ですが結構人は乗っていました。

山陰線 2両でワンマン

大田市駅で降りてバス。行き先がマップアプリの表示と微妙に違って、どこで降りたらよいか不安になりつつ世界遺産センターまで。

駅名である大田市よりも大きく石見銀山遺跡の看板が書いてありました。

ちなみに今回は採掘抗までは行きませんでした。
歩いて45分、途中の大官所跡でレンタサイクルという手も荷物が多くて無理そうでしたし、電動のカート「ぎんざん号」を待ってる人もかなり多かったし。
何だか5000円位の案内付きのツアーもあったみたいですが着いたらすでに満員でしたし、次に行く予定の場所も有ったし、銀山は今回の旅のメインではありませんでしたし。断念。
穴に入れば年中気温が一定で涼しいらしいのですが。
石見銀山世界遺産センターでは半球スクリーンVRを見たり、ちょっとバスで戻って街並みを見たりお屋敷を巡ったりして雰囲気を味わいました。

採掘穴のモデル 
持って帰れないように持ち上げると棒で引っかかるようになっていました。当然ですが
街並み良し

街並みはロケ地とかにも使われてたそうです。

お屋敷の中は大正の嫁入り道具が陳列されてたり
壁の写真に生活感を感じたり

お店やバスは現金しか使えないところが多くて結構大変でした。財布を入れたり出したりしてたせいか、気に行ってたハンドタオル(ベネトンの緑で使い込んでる良さがあったのに)を落としてしまったみたいで残念。またどこかで手に入れたいですね。

丸い赤ポスト

銀山に行くには大田市駅からバスに乗っていきましたが、帰りは時間を見ると仁万駅行きのバスの方がタイミングが良さそうなので利用しました。
バスの旅は少し不安ではあるのですが、その地の生活が見える感じで好きです。

仁万駅を「にまえき」と読めずにバスの案内の人にうまく伝えられなかったり

山陰線も遅れていたようで、時間が読めなくてドキドキしましたが、何とか乗れて出雲市駅で乗り換え1分で特急やくもに
切符を買ってる暇はなかったので全席指定でしたがそのまま乗りました。
同じような境遇の人が他にもいて、一緒に車掌さんを捕まえて切符を買おうとしたのですが、忙しいらしく席で座って待っててと言われました。
自分は松江までだったので、すぐに着いて再び車掌さんと合わずに下車。
駅で正直にやくもに乘ってきたことを告げて運賃の何倍かの特急料金を払いました。駅員さんは苦笑いしていました。

松江へ向かう時の特急やくもの発車メロディはオフィシャル髭ダンディズムの『pretender』であることはすぐにわかりましたね。最初の方にも書きましたが行きは違うメロディで、多分髭男なのですが、ぱっと出てこなくて旅の間ずっと考えていました。

松江でもまずホテルへ。だいぶ早い時間でしたが、チェックイン可能とのことでいったんシャワーを浴びたりして。
そして松江城に登りました。

松江城入り口から 堂々としてる佇まい

疲れててあまり登りの記憶がないです。写真を見ると城の中になぜかしゃちほこが置かれていたなあとか、天守からの景色は見事だったなあとか部分的には思い出せるのですが。それと自撮りをした写真も有りましたがすごく日焼けして顔がパンパンになっていました。

天守からの景色
なぜか石垣を撮っていたりして
謎の鯱

一通り見た後、小泉八雲記念館まで歩いて見に行きました。
その後またちょっと歩いてバス停まで。宍道湖に掛かる大きな橋の手元まで乗ってそこからまた歩いて島根県立美術館に。湖沿いに橋を渡っていきました

小泉八雲記念館は撮影禁止でした。展示は整理されてて直筆が見れたのが少し嬉しかった
松江市のマンホール

島根県立美術館

宍道湖に架かる橋を渡って美術館に着くとカメラを持った人が結構いました。今回の自分の旅の目的もここでの夕陽を見るのがまず最初だったので同じこと考えてる人が多いのかな、と思いましたが、夕日を撮っている人は案外少なくて、湖の脇をジョギングしてる人がやたら多かった印象でした。

飛行機雲も見えた

美術館の展示はファッション雑誌の特集で、こんなことを考えて作っているんだ、と手書きのメモを読みながら、雑誌の装丁もまた違って見えてくるんだろうなと面白い展示でした

左に垂れてる紐は展示室内に入っていってずっと伸びていってました

常設展も色んな作家の絵が飾られていて、割と有名な西洋画家の絵と一緒の部屋に高村光雲の手のブロンズや若冲の鶏図も有ったり、

島根県ゆかりの作家さんたちの絵も多く飾られていました

別の部屋にはマンレイの奇妙なオブジェ作品が何点も飾られていたり。フォントに関する特集も面白かった。

さまざまなフォントのかき氷

松江

美術館から松江駅の近くのスーパーホテルまでお腹空いたなと思いつつ歩いて帰ると偶々通りがかった店の前の立て看板に、おひとり様OKとか夜定食ありますと書いてある店が有りました。ホテルからも近かったし、荷物を置いてシャワーを浴びて店に戻って見ると満員っぽい、けど幾組か帰りそう。ちょっと様子を見て待ってるともう一人待ってる方が後ろに並んでしまいました。
意を決して暖簾をくぐると、予約は有りますか?と聞かれてやっぱり入れないのかなと思ったけど、ちょっと待ったら入れてもらえることに

カウンターに通されて、定食ってできますかと聞いたら、ちょっと待ってくださいと注文取りの若い人が裏まで聞きに行ってくれて、OKとのこと。まあ夜の居酒屋で定食はな。と思いつつ、他にビールとシジミの酒蒸しを頼みました。
もろげ海老が美味しそうだったのですが、旅先で海老のアレルギーが出るのは避けたいので、断念。赤天も海老が入ってそうなので避けてしまいましたが後で調べたらこちらには海老は入ってなさそうで頼めばよかった。
ビールとシジミとはすぐに来て、美味しいなぁと思いつつ、ちびちび飲みつつ、昭和の歌謡曲が流れる雰囲気に圧倒されつつ待っていました。
定食が来て豪華さにびっくりしました。

思っていた3倍豪華

魚の煮付けもお刺身もご飯も普通に美味しくて、歩き続けで疲れた体に沁みわたって涙が出るかと思いました。
混んでるのだから長居したらいけないなと料理を堪能した後、ホテルに戻りました。

VIVANTのロケ地であることを宣伝してるポスターとか多かった この写真は駅地下通路

ホテルはスーパーホテル島根・松江駅前 を取りました。大浴場があるのが嬉しいですね。前に行ったスーパーホテルでは時間が決まって男女交代でしたが、ここはちゃんと男湯と女湯が別で時間気にしなくて良いのが良いです。
でもウェルカムドリンクはノンアルコールだけのようで、地酒を飲めなかったのは残念。

それで部屋に帰ってニュースを読むと東海道新幹線が台風で止まるらしい。
急いで、計画の練り直しですが、次の日は本来の目的である二つの美術館を巡る日。せっかく来て本来の目的を果たさないのは忍びない、ということで1日伸ばす計画を立てることにしました。

スーパーホテルの朝食 サラダの色どりは良い

安来駅〜足立美術館

次の日は本来の目的である二つの美術館を巡る日です。
安来駅まで行って足立美術館、そして、鳥取まで行って砂の美術館

安来駅 いろんな要素が入り混じりすぎてる

安来節と言えばドジョウ掬い。このドジョウ掬いのドジョウは土壌のことで実は鉄の街なんだ、という話も後で聞きましたがそんな気配は見えなかったです。

駅のロータリーの白線がドジョウになっている

駅を出るとすぐシャトルバス乗り場が有りました。着いたのが早くて駅の土産物屋の回転を待って入って物色するなどぶらぶらしてると、良い時間に。
バスは2人掛けの席で相席になるくらいには混んでました。乗れないと困ると思ってだいぶ早めに並んでて良かった。

送迎バスの文字の色はカラフルだけど園内はかなりシックでした

足立美術館はとにかくお庭が綺麗でとにかく手入れが行き届いていました。
自分は美術館を見学するときに音声ガイドを借りることが多いのですが、足立美術館の音声ガイドはお庭の説明もしてくれていて見どころが分かりやすかったです。

滝も人手で作ったとか

遠くにある人口の滝とか窓を額に見立てた自然の絵とか、解説が有るとより分かりやすくてよく楽しめましたし。

植木も砂利もめちゃくちゃ綺麗

天気も適度に雲が出ていて庭の広がりが感じられて良かった。

思い思いに庭を眺める人というのも風景の一部になっていました

絵画や螺鈿細工の展示、絵本の特集なども有りました。
特に横山大観のコレクションもすごかった。
魯山人の部屋も有りましたね。
そんな感じで見ていると、美術館に着いたときに貰っておいた帰りのシャトルバスの時間が来たので急いで駐車場へ。
途中の売店で美味しそうなものが結構売っていましたがその誘惑を振り切ってバスに乗りました。

美術館の隣には安来節園芸館?も有るようでした

山陰線〜スーパーまつかぜ

安来について山陰線で米子、そして鳥取に向かいます
スーパーまつかぜが全席指定だと思って安来の券売機で席を取ろうとしたらネットワークの調子が悪いらしくて、かなり順番待ち。直近の特急の指定席は満席らしく取れなかったので。次の電車の件を買ってしまったのですが、米子で止まっている電車の車掌さんに聞いたら自由席が有ると聞いて急遽乗りました。自由席は結構ガラガラでしたね。

鳥取に向かう途中の車窓からみた風力発電

鳥取駅〜砂の美術館

鳥取に着いたら、ホテルに荷物を置いて砂の美術館へ。
バスの行き先が鳥取砂丘そのものと砂の美術館で違うらしく、砂丘入口だけど良い?と何度も運転手さんに聞かれました。
それとICカードが使えないことに乗ってから気付いて、着くまでに小銭をかき集めたりして。

周りに何もないバスの停留所についてちょっと歩くと建物が見えてきました。レストハウスと書いてあってその先に砂の美術館が有りそうです。
ちょっと建物の中で涼んでから美術館に向かいました。
多分砂の美術館の砂像のスケール感は行って見ないとわからないだろうなと思うのですが、写真を載せておきます。

建物だけでなくフランスの作品や出来事が砂像になっていました

一応屋根のある建物の中ですが、湿度は高くて蒸し暑い部屋です。
作品を壊すのが怖いから団扇とかも大きくは振れませんし。

らくだのTシャツ着てる人も多かった。 自分は帰りに靴下を買いました

塔の先端とかすごい細かくて、言うても砂の強度ですからギリギリのところで作るのがすごいんだろうなあと思いました。

作る人のイメージが建物と融合した作品なんかも有りました。

二階の通路には今までの展示の写真も載っていて、毎回展示が終わったら壊してしまうはかなさも感じました。

やはり写真だとスケール感は伝わりにくい

だんだんと展示の規模も大きくなってきているのがパネルでも分かりました

顔の表情とかも作り込んである

噴水とかのギミックも有ったり、建物目いっぱい使った表現に圧倒されました。

噴水 右奥の階段も精巧につくられてた(さすがに登れないけど)
二階から全体を見下ろして撮った一枚

売店には缶バッジのガチャガチャや小さなラクダの砂像が売ってたり、砂で作ったQRコードなんてものも有ったりして

QRコード

レストハウスでもお土産を少し買いました。
チョコの種類が多くてどれも美味しそうだったのですが、絶対溶けると思って、餡子に砂糖をまぶした松露みたいな手作り菓子を買いました。
その場で食べられるアイスや梨のジュースなんかは美味しくいただきました。

コーヒーアイス コーヒーの粒々が砂の様 カップをちゃんと捨てたらうまい棒をもらえました

ちょっと砂丘センター見晴らしの丘まで登ってそこから帰りのバス。

砂丘の広さも少しは感じることができました

見晴らしの丘のバス停では霧吹きがされていて、風が吹くとすっと涼しくなって嬉しかったですね。

砂丘からの帰りはこれに乗りました。サンドパンのラッピングバス

鳥取街歩き〜グリーンホテルモーリス

ホテルに帰ってゆっくりした後、何か食べようと街を歩いたりもしました。

楽器のベンチ? 明るくて綺麗だったけどなんかのいわれが有るのかな

スーパーで安くなってた手羽先を買ってホテルに帰ろうと歩いていると花火の音がしました。結構大きな花火が上がっていてびっくり。お祭りがあったみたいです。

鳥取で泊まったホテルは鳥取グリーンホテルモーリスでした。
時間は遡りますが、鳥取駅に着いてまずホテルに向かったのですが、マップアプリを見ながらも少し迷っていったん素通りして何往復かしてしまいました。良く見たら目の前に建っているのが目的のホテルで、こんな大きなホテルだったのかとちょっと驚きました。

鳥取の街を歩いているうちに駅からは地下通路を通って日差しを避けて、デパートの中を通れば涼も取れつつ近くの交差点の所で登って来れる、というルートを見出して、めちゃくちゃ良い立地のホテルだと思いました。

それから特記すべきはゲストラウンジの漫画の蔵書。珍しそうな本も置いてあったのでラウンジの居心地の良い椅子に座って豆からひくコーヒーを淹れて、ちょっと時間をかけて読ませて頂いたり。ゲストラウンジだけでなく、いたるところの壁に漫画家さんの絵が飾られていて、わくわくしました。読んだ後は消毒もしてくれているようです。1階のロビーには絵本も沢山おいてありましたね。
ゲストラウンジでは夜泣きラーメンが出たりもしました。

ラーメンの味も2種類から選べました。自分は塩にしました

朝食はちょっと混んでいて席が空くまで名前を書いて待ってました

サラダ多め 麺類多め

鳥取は水が美味しいという話を聞いていたので、ホテルの人に鳥取の水って打ってるのか聴いたら、駅では売ってるかもとのこと。鳥取なのか分からないのですが大山の水は売っていました。
本当はこの日帰る予定が姫路で一泊になったのでちょっと時間を待っていたのですが、鳥取駅舎自体はふきっさらしでめちゃくちゃ暑くて、意味もなくコンビニに入って涼んだりしてました。

スーパーはくと―コナン号で恋山形駅通過

時間が来てホームに登ると、なんだか名探偵コナンがたくさん描いてある電車が止まっていました。

何かコナンがたくさん描いてある

列車名を見たら自分の乗る電車でびっくり。いたるところにコナンが。

思わず正面まで歩いて撮ってしまった

内装もコナン柄?の壁紙。キャラクターがいたる所に描かれていました。
シートカバーのフォントは何かかっこ良いし、ブラインドを下ろすとそこに漫画が描いてあるし

扉が開くときの音は普通のドアの音でした

実はどの時間に乗るかは、台風が来た時点で余裕を持つために一つずらして予約を取り直していたのですが、偶々コナン号に当たったようです。

洗面所まで

下記ページで見るとコナン号は1日1〜2便のようなのでラッキーでしたね。

何はともあれ車窓からの景色を楽しんでいるとピンク色の駅が見えてきました。恋山形駅がこの路線智頭急行に有ったのも電車に乗ってから気付いたのですが、思ったよりもピンク。スーパーはくとがすれ違いのために恋山形駅で止まったのはサービスの一環だったんでしょうか?

その後は渓谷の景色も楽しみながら姫路で降りました。
外からは中が見えにくいようなガラスになっているようですね。

姫路駅〜姫路城

姫路に着いて駅の掲示を見ても当然ですが、新大阪の先には行けません。

やっぱり新幹線は新大阪止まりになってる

仕方なく改札を出て、お腹が空いたので駅中のフードコートでお昼ご飯

ソースカツ丼

その後、台風が来てるとは思えない快晴の天気の中、ホテルまで向かいました。
ホテルのフロントに荷物を置かせてもらって、せっかくだからと姫路城へ

姫路城入り口
めちゃくちゃ暑かった

姫路城では熱中症に対するアナウンスがひっきりなしに行われていました。
特にここから先は自販機がない、という所では、猛烈な売り込みが有ったりして。
めちゃくちゃ暑かったのに結構な人出でびっくりしました。
それにしても期せずして国宝のお城を立て続けに訪問することになったのはびっくりでした。

ガイドの方の説明を横から聴いて面白い構造だと思った武者隠し

外国の方も結構いましたね

堂々たる佇まい

ついでに姫路市立美術館にも行きました。
特別展では仏像の写真の展示。
常設展の方は有名な西洋画家の絵のコレクション。一点一点ビデオで説明していて客も自分とあと一人くらいしかいなかったので、良い位置の椅子に座りながらずっと見てました。

煉瓦造りの建物は好きです

庭では霧を放出する作品が数十分ごとに見られて、見た目は涼しげ。写真はうまく撮れませんでした。

ホテルへの帰り道ではお酒の試飲をしたりして

チャリティで寄付すれば何円でも少し試飲できました

調子に乗ってお昼を食べたエキナカのフードコートでおでんと一杯飲んだり

蒟蒻がお城の形になってる

姫路で泊まったホテルはエアコンがなんだかゴムというか樹脂というかプラスチックな匂いがしていました。フロントにあると言う消臭剤を貰えばよかったのですが、最初は分からないけどだんだんと気になるような感じの匂いです。
ここは夕食も朝食も付いて5000円以下で大浴場もありましたので贅沢は言えません。階を移動するのに吹き抜けの外エレベーターを使うのは雨の日どうするんだろうとは思いましたし、食事は安い学食っぽくはありましたが。

夕食 メンチカツを選びました

姫路市街

次の日は姫路の駅をぶらぶらした後、新幹線に乗って家路につきました。
姫路駅前の御幸商店街では朝からみんなが道をモップ掛けしていたのが何か良かったです。
レトロ的なお洒落さがあって街並みも良い感じでした。

看板のフォントが何とも言えず良い

新幹線のぞみはお盆期間中全席指定でしたので時間に間に合わないといけないと思ってちょっと早く入ったのですが、ちょっと早すぎたので新幹線内の喫茶店でモーニングを頂きました。

姫路名物アーモンドトーストだそうです。美味しかった

まとめ

地震や台風で予定の読めない旅でしたが、行きたいところには行けたのでめちゃくちゃ良かったです。
期せずしてお城巡りもしてしまいまして、お城を巡るアプリなどを姫路城で入れたので、今度城巡りをするときに遊んでみようかなと思いました。
今度は北海道とか行きたいなあ

出雲市駅の待合室の椅子



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