「低い目標は持たない」

---人生のレシピ---

　　最大の危険は、目標が高すぎて、

　　達成出来ないことではない。

　　目標が低すぎて、その低い目標を、

　　達成してしまうことだ。

　　　　　　　　　ミケランジェロ

------メッセージ-------

目標とは、あなたの心をワクワクさせ、
あなたの心の情熱を火を灯すものが、
本当の目標。

目標は誰かから与えられるものではない。

そして、目標がなければ、
どこにも到達できない。

しかし、多くの人はその目標設定に
おいて、パターンを持っている。

それは、達成できそうなレベルを
設定してしまうこと。

自分を傷つけないように、
失敗させないようにと、自分を大切に
しているかのように思えるが、

実は、それはあなたが自分を
本当に信頼していないことであり、

それこそが自分を大切にしていない
ことになる。

アンソニーロビンズは
自分のコンフォートゾーンから
出ないさいと、私たちに教える。

居心地のいい場所から
飛び出して、

チャレンジゾーンに行きなさいと。

そこには、挑戦し、成長し、
貢献を味わえる最高の感情を
得ることができるからと。

今すぐ、船を出し、
新しい島に着き、
その船は燃やしてしまえと。

もし、目標を今、立てるなら、
100％成功できそうな、
そんな低い目標をやめよう。

50％しか達成できないかも、
そんな、ドキドキ、ワクワクする
目標こそがあなたの能力を最大限に
引き出してくれる素晴らしい目標
なのだ。

あなたの能力をあなたが
誰よりも認めてあげて欲しい。

大胆な目標、クレイジーな目標を
あなた自身に与えてみよう。

信頼しよう。

他とは比べ物にならない
大きな目標は

あなたの心に火を付け、

最大の集中力と行動力を
引き出してくれるの。

巨大な目標によって、
あなたは今までとは違った、
まったく新しい方法を
考えざるを得なくなる。

ルネサンス三大巨匠の
ひとりと称される彫刻家、
ミケランジェロは

6才のときに母親を
亡くし、里子に出される。

13才で画家の元に入門し
絵画を学び、
14才から彫刻を学んだ。

26才、市庁からの委嘱で
「ダビデ」の大理石像を
１年半で作り上げる。

彼のその集中力とスピードは
普通の人の数倍のものだった。

歴代の王は彼に製作を
依頼し、

教会の天井に「天地創造」を
4年で製作、
礼拝堂の壁には「最後の審判」を
6年で製作した。

彼は80才になっても
休まず仕事を進め、

85才になっても、
新たな作品の製作という
目標を持っていた。

89才、他界。

失敗しない人は
目標を低くしているから。

失敗がリスクなのではく、
挑戦しないことが最大のリスク。

目標以上のものにあなたは
なれない。

さぁ、新たな目標を立てよう。

クレイジーな目標を。

あなたの情熱とイマジネーションを
かきたてる巨大な目標を。