築古団地を買ってリフォームする際の注意点 年金も少なそうなので老後のために築古団地を買ってリフォームする40代男性のお話

こんにちは、年収300万円台の40代男性です。
予算的な面もあり格安な築古団地を購入し、それをリフォームして住んでいこうと思っています。

築古団地と購入する際のデメリットとして一番最初に挙げられるのがエレベーターが無いということです。1階や2階ならまだいいのですが5階ともなると日々の昇り降りや老後足腰が弱ってきたらどうしようというあたりでしょうか。

僕の購入した団地も5階と1階では価格がほぼ倍近く違いました。そもそも1階や2階は人気のため売りに出ていることも少なく売りに出ているのは大体5階が多い印象です。

不動産屋さんに聞いたところ人気の1階などは団地内のコミュニティーで売買されることも多いらしくなかなか出回らないとのこと。
ただ1階に高い値段を出して物件を買うならもう少し頑張ってエレベーター付きのマンションを買ってもいいかもしれませがこの辺は好みの問題かもしれません。
エレベータ付きだと毎月の管理費も高くなりますし。

とエレベーターがついていないのは大体わかるのですが、いざ買ってみてリフォームするとなると色々と分からないところがあります。
この辺も築古団地の内見をする際に仲介会社さんに色々と聞いてみたほうがいいと思いますが。ただ経験のない仲介会社さんだとあまり的確な回答が返ってこないのでできれば団地を多く扱っている仲介会社さんや担当者の方を見つけてみてください。

1,間取り変更ができない場合がある


物件を買ったらこんな感じで壁を取っ払って広々としたリビングにするぞ!と物件の図面を見て妄想していたのですが、実際に物件を案内してもらってリフォーム案を仲介会社さんに伝えると「この壁抜けません」と言われてしまいました。
古い団地は部屋の中の壁も一部コンクリートになっていてそのコンクリの壁で耐震性を保っているそうです。(詳しいことは仲介会社さんやリフォーム会社さんに確認してみてください)
なのでリフォームをする場合には事前にどの壁が抜けるのか、できればリフォーム会社さんにも見てもらいながら確認するといいと思います。
ただ団地の管理規約などでも抜ける壁は決まっている場合があるので事前に必要な情報を仲介会社さんに出してもらいましょう。
あと天井に大きなコンクリートの梁が通っていることもあります。
この梁は後で書くエアコンの設置に影響をしてくる場合があります。
大体は把握できたとしてもあとは工事してみないと分からないという部分もあるため築古団地のリフォームはある程度の割り切りが必要かもしれません。

2,排水の関係でキッチンなど水回りの移動が難しい場合がある


キッチンと言えばよくある壁に沿って付けられたものをイメージしていたのですがリフォームをするにあたって色々調べていたらアイランドやペニンシュラ、L型など様々な形があることを知りました。そして場合によってはキッチン自体の場所も変更できるということも。

ただ築古団地の場合はこのキッチンの移動が難しい場合があります。キッチンなどの排水はある程度勾配を付けて大きな共有の管に流すのですが共有の管からキッチンの位置が離れるとその勾配を確保することが難しくなります。

僕もキッチンの移動を計画していたのですが今の場所から動かすと床も上げなければならないということで断念しました。
基本的にはリフォーム前のキッチンの場所から大きく動かせないと思っていた方が良いかもしれません。
ただペニンシュラやアイランド型でも排水の勾配さえ取れれば設置は可能みたいなのでこの辺もリフォーム会社さんとご相談ください。

3,エアコンを付けられない部屋がある場合がある


エアコンを設置するためには室外機へ繋がなければなりません。
ただ築古団地の場合はベランダがある部屋には管理規約でコア抜き(コンクリの壁に穴をあける)が可能であれば付けることができます。
ただベランダのついていない部屋の場合は室外機はベランダに置くためかなり長い管を隠ぺい配管などで通す必要があるそうです。
エアコンの効率も落ちますし、さらに先ほど出た天井のコンクリの壁が邪魔をします。
エアコンの管をコンクリの梁を乗り越える形で通さないとならないためかなり無理やりな形になります。
排水はドレンアップ(ポンプのようなもので排水する)やトイレにある共有配管になど流すなど検討してもらいましたが、そこまでして無理やりつけずにエアコンのない部屋はリビングとほぼ一体化するようにしました。

4,お風呂はタカラスタンダード一択の場合がある


団地のお風呂はもともとバランス釜が多く、さらに排水が特殊な場合があります。
そのためユニットバスを入れようとすると「タカラスタンダードの広ろ美ろ浴室」を進められると思います。
もちろん現状のお風呂の状態や広さによっては各メーカーから選ぶことができると思います。
さらにリフォーム会社さんによっては本来タカラスタンダードが最適だけど他のメーカーも選べますという会社もあるそうなので正解は正直分かりません。
ただ排水からの水漏れなどを考えると広ろ美ろ浴室が良いと多くのリフォーム会社さんは言っていました。
お風呂の性能自体は問題ないのですが価格はちょっと高くなります。

5,電気が足りない場合がある


これは築古団地に限った話ではないと思いますが、そもそも電気の容量が足りない場合があるそうです。
すいません、はっきり言ってこの辺はよくわからないのでざっくりとした話ですが、例えば高出力の200Vのエアコンは使えないとかそういった感じです。
そこまで重要ではないかもしれませんがどういった家電が使えるのかは一応確認しておいた方が良いと思います。

他にも何かあったような気がしますが思い出したら追記していきます。

もし団地リフォームの先輩がいたら他にも注意する点などぜひ教えてください。

追記
6,天井が低い
団地にもよりますが僕の買った団地の天井は低いです。僕は身長165cmなのでそこまで低くは感じないですが180cmあるひとだとかなり狭く感じるかもしれません。

年齢40代くらい。額面年収350万程度。退職金なし。個人事業主的な感じ。このままだと色々と終わってしまいそうなので、積立投資を中心に60歳までに1000万円貯めて退職金代わりにしようとあがいてみます。 http://ara40ojisan.hatenablog.com/