ついに来たのか…!?|出産レポ③
それは正産期に入ってすぐのこと。
朝、目が覚めると…
破水していた。
(というか、進行形でちょろちょろと出ていた)
しかし無知すぎて破水だと気づかない私。
『なんで止まらんのや???? 』
母親に
「起きたらなんかびちょびちょやったわ〜」
と連絡すると、
何を呑気な!とばかりに「助産所電話し!」と。
この地域では有名な助産所。
おおらかで誰からも頼られ慕われる助産師さん。
「ここで、この先生方に取り上げてもらいたい…!」
と、妊娠初期から希望していた。
『尿漏れの可能性もあるよな…。だったら恥ずかしいな…。』
なんてことを思いながら発信ボタンを押した。
助産師さんはいつもの如く豪快に笑いながら、
「尿漏れやってもかまへんよ。一回見せにおいで。」
と、あたたかい言葉をくれた。
しかしながら、わたしが住む町は山に囲まれた田舎町。
その産院まで、車で30分かかる。
旦那くんはすでに仕事にでており、
近くに住む両親も留守にしていた。
『まあ見せに行くだけやし…。』
と、まだまだ呑気な私は自分で車を運転し、
産院まで向かったのだった。
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運転中も、ジワジワとなにかが漏れている…。
さすがに「破水」の二文字が頭を過っていたが、
破水=水風船が割れる感じ
という話を聞いたことがあり、
確信を持てないまま助産所へ着いた。
動くとドバッと出てしまうので、
ゆっくりゆっくり歩く。
ベッドに寝そべり、助産師さんのチェックが入る。
「うん破水やね〜。もう履いていいよ〜」
5秒ほどのあまりにも短い診察に
『え、終わり!?』と思うと同時に
破水!!!ついにこのときが来た!!!
という思いが溢れた。
正産期に入ったばかり。
予定日までまだ3週間ほどあった。
初産だしまだまだ産まれないだろう…なんて油断していた私。
一気にアドレナリンがドバドバ。
『よっしゃ産むでーーー!!!』
と体育会系の血が騒ぐ私に、
「まあまだもうちょっとかかるから、一回帰って入院の用意持っておいで〜」と先生。
「高位破水って言うて、子宮口よりもっと上の方で破けてるんやわ。普通の破水より時間かかるから…」
ほうほう、AIさんに詳しく伺ってみました↓
そんな破水もあるんですね〜…
……というか、、
一旦帰れと仰いましたか先生!!((((;゚Д゚)))))))
「来たんやし帰れるわ(ウィンク)。次は誰かに乗せてもらいよ〜」
ということで、ちょろちょろ破水と共に
自宅へ向かった。
出産レポ④へ続く…
ご覧いただきありがとうございます!
陣痛&出産について書くつもりが
そこまで辿り着かずでした(笑)
▼はじめましての方はぜひこちらもどうぞ!
次こそは産まれます!(笑)