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嫌な出来事は心をシャットダウンして自己防衛する^^【音声と文章】

山田ゆり
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今回は8分57秒の音声で
嫌な出来事は心をシャットダウンして自己防衛する^^
ということをお伝えいたします。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。




**文章はここからです***
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

私は落ち込むことがしょっちゅうです。
人をねたむ時もあります。
いつも意気地なしです。

でもそれが私。
私は私の全てを受容します。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。

ありがとう
あなた。




おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
=============
嫌な出来事は心をシャットダウンして自己防衛する^^
=============
ということをお伝えいたします。



あなたは自分に都合の悪い事や
見てはいけないものを見た時に
後で、その場面を思い出そうとしても思い出せない、
そういう事はないだろうか。


私は、確かにその場に出くわしたのだが
後からその時のことを思い出そうとしても
その周りは思い出せるのだが
その部分、心に強い衝撃を受けたその対象物だけは
どうしても映像としてでてこない、
そういうことがある。


おそらく、それは私に強い心理的負担がかかり、
思い出さないように脳が勝手にシャットダウンしてるのだと思う。


私は霊能者でもなんでもない。
普通の、どちらかと言えばぼんやりしているタイプだ。
研ぎ澄まされた感性など持ち合わせていない。


それは年齢とともに忘れっぽくなっているのとは違う。
これは学生時代からそうだった。


嫌な事があったという事実は覚えているが
その時のシーン、映像が、そこだけない。
穴が開いているというのではなく、
その対象物だけが透明なのだ。
思い出そうとしても思い出せない。


それは私にとって思い出さなくてもいいこと。
思い出したくもないこと。


私がそうなったのは、小6の一年間、
いじめを受けたことが原因だと思う。


私はその時、仲の良い友達に危害が及ばないよう
自ら一人になることを選んだ。
それまではいつも周りに友達がいっぱいいたが
小6の時はずっと独りぼっちだった。


中学に進学して、
いじめている人とクラスが別になったことでいじめは終わった。
これでやっと楽しい毎日を過ごせる、そう思った。


しかし、
一年間、自分から人に話しかけることをしていなかったことと
今まで2クラスだった小学校から
5クラスの中学に進学して、
知らない人ばかりになったことで
私は人と接するのが怖くなり
内にこもる性格になってしまった。


誰かと繋がりたいと思いながら
その一言が言えず、いつも一人だった。
学校ではトイレに行く時も、お昼ごはんの時も、
放課後も、みんなの空間にいるのに
一人だけふわふわとして空気が違うところにいた。


友だちが欲しい。
誰か助けて。

いつも心の中で叫んでいた。


でも、何をどう話せばいいのか分からなかった。
いつも心の中で自分の言葉が空回りしていた。
胸のあたりで私の妄想はいつもグルグル回っていた。


よし、この言葉を話しかけよう、と
一大決心をして相手に言おうとするが
寸前で言葉がでない。


怖い。笑われたらどうしよう。
あと少しの勇気が出なかった。
人に話しかけることに何の勇気が必要かと思われるだろうが、
私にとってそれは大問題だった。


そして、私はほとんど、
誰にも話しかけることはなく中学、高校を過ごした。


そんな自分が嫌だった。
周りの人が嫌いなのではなく、
自分を嫌った。

自己否定が続いた。
私の頭の中は自己否定でいっぱいになった。
死にたい。
死んだらこんなに悩まなくていい。


でも、自分が死んだら両親が悲しむ。
ろくにお小遣いもない貧乏な我が家だったが、
両親はいつも朝から晩まで働いていた。
だからそんな両親を悲しませたくない。


死にたいほど辛かったが、
両親を悲しませたくないから死ねない。
私は八方塞がりだった。



いつかきっと、良い時がくる。
今、私は神様に試されているのだ。
そう思うようにした。


でも、辛いのはどうしようもなかった。
そしてどんどん自分を追い込んでいった。


自分で自分を追い込んで
心はかなりのダメージを受けていた。


その内、自分にとって不快なものは
確かに見たのだが、記憶に残らないようになった。
恐らくそれは自己防衛反応なのだと思う。


今見ているその情報が頭の奥の方にピーンと行かず、
ピントがずれている感じで
その場を受け止めるようになっていった。


だから、私は確かに衝撃的な場面にいたが
しかし、その様子がどうだったかは思い出せない。
そういう事実があったという事は覚えているが、
その光景は復元されることはない。
思い出したくもない。



それでいいと思う。
自分にとってダメージが強すぎることは
受け入れなくてもいいと思っている。


修学旅行は、仲の良いグループを作って集団行動をしていた。
でも私は、余った人達の集まりの一人だった。


だから、一応、カタチとして集団行動をしていたが
心を許す人がいなかったから、
一瞬一瞬が苦痛でしかなかった。


こんな感じだったから、中学や高校の修学旅行が
どうだったかはほとんど思い出せない。
そこだけ記憶がない。



確かにこの目で見たはずなのに
その光景を思い出せない。
忘れたのではなく、そこの部分だけ透明なのだ。



人はつらくてどうしようもない時がある。
たくさんの辛い出来事を抱えすぎて
自分ではどうにもならないと思える時がある。
そして、ふと、死を考える。


抱え込まなくてもいいと思う。
嫌な事はやりすごせばいい。
自分に都合の悪いことは忘れてもいいと思う。


いくつになってもへっぴり腰の私だが
でも、私はまだこの世でやりたいことがたくさんある。


だから、意気地なしで悩みも多いけれど
私はまだ死にたくない。
生きたくても生きられなかった家族や友人がいるから私は死を選ばない。


だから、
カッコよくなくても私はまだ生きていたい。


死ぬまで生きていたい。



今回は
============
嫌な出来事は心をシャットダウンして自己防衛する^^
============
ということをお伝えいたしました。



本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。



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