※note毎日連続投稿1700日をコミット中!　1694日目。
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どちらでも数分で楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
自分で自分を抱く
をお伝えいたします。



漢字もろくに書けない、尋常小学校しか出ていない母は、どこにでもいる田舎のおばちゃんだった。


私は母にハグをされた記憶がない。田舎の農家をしている親戚でも、そのような光景を見たことはなかった。


貧しい我が家はいつも両親が忙しそうに働いていた。


父は農閑期には岐阜県に出稼ぎに行っていて、田植えと稲刈りの時期しか帰ってこなかった時期が続いていた。
だからたまに会う父は私には「お客様」であり、初日はぎこちなさが残る。



母は父がいない間、田の管理をしながらパートに出ていた。

早朝から暗くなるまで母は働きづくめの人だった。
だから、「〇〇ちゃんと今日、ゴム跳びをして私の方が高く飛べたの」という、どうでもいい出来事を言いたかったが言えなかった。


クラスの男の子たちにいじめられて悔しかった時は、母に「よしよし」してほしいと思ったが、それはできなかった。

海外のドラマやロードショーで恋人や配偶者以外の人と気軽にハグしている場面は、私には不思議な光景にしか思えなかった。




月日は流れ私は3人の子宝に恵まれた。
口をとがらせておっぱいを探しているさまは可愛くてしょうがない。

泣いても笑っていても、どんな時でも愛おしい。

だからいっぱいハグをしてきた。

娘たちが成人しても、時々、両手を広げて娘は私に近寄ってくる。


そんな時私は今やっている事の手を休め、私も娘に近づき華奢な背中に手を回す。
筋肉質な背中だったり、私と同じくらいの感触だったりする。
私は静かに目を閉じる。
ほんのりシャンプーの移り香を感じる。



求められている時に応じることができる今に感謝している。

昔は娘たちを包んでいたが、身長が逆転した今では、私がハグをされている格好になっている。

どんなかたちであれ、手や胸、お腹など、お互いの体の感触で気持ちを察することができる。


ハグは相手の気持ちを思うだけではなく、
ハグすることで相手の気持ちに寄り添えたと、自分を受け入れることができる。

自分を自分で抱いているような感じだ。





今回は
自分で自分を抱く
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。　

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。








◆◆　アファメーション　◆◆
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私は愛されています
大きな愛で包まれています

失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています

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