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『最悪な事態』のレベルは自分が思っているほど高くない【音声と文章】

山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。

おはようございます。
山田ゆりです。


今回は
『最悪な事態』のレベルは自分が思っているほど高くない
ということをお伝えいたします。


私は社長から任されたある仕事の最終段階で
自分がそもそも、勘違いをしていたのではないかという事に気が付いた。
どうしてもっと早い段階でそれに気が付かなかったのか。

どうしよう。
どうしよう。

今回の案件は自分ひとりではなく7~8人の社内の方に協力を仰ぎ、チェックにチェックを重ねて、最終的に外注業者に発注して
あとは納品を待てばいい段階だった。
皆さんも毎日残業をされている繁忙期に、その皆さまを巻き込んでやってきた仕事だった。

どうしよう。
どうしよう。

とにかく、どうにかしよう。



これまでの私だったら
社長にすぐに平謝りに謝っていた。
それが一番潔いと思っている。

しかし、今回、私は考えた。

もしかして私の考えは間違いではないのではないか。
自分の行ったことを肯定してみればどうか。

その考えは、私の性格からして
『ずるい考え』である。

間違いは間違いなのだから
素直に謝ればいい。

頭上にいるもう一人の私が、私を叱る。


しかし、今回、自分がやってきたことを
否定しないでみてはどうかと思った。
謝ってしまうのは一番簡単だ。

でも、自分がやってきたことを
全否定する必要はないのではないか。

そこで自分の考えを
肯定するものが無いかどうかネットで調べた。



ダメもとのつもりで調べてみたら
一般的にAがあるが
しかし、私が今回行ってきたBも
世間的にはある事が分かった。
Aが8件あればBは4件ある。
つまり、私が選んだBは全くゼロとは限らないということだ。

その後もネットでいろいろなページを見て
私のやってきたことは、
必ずしもありえないことではないことが分かった。



そして、私は更に考えた。

納品されたものを社長にお見せする時に
これまでの私だったら
「社長、すみません。私、勘違いしていて
こういうのができてしまいました。申し訳ございません。」
と一番最初に深々と頭を下げただろう。
それが一番潔いとこれまでは思ってきた。


しかしである。
最初から謝りモードで行かないことを試してみたくなった。

明るく「社長!できました!」と提出してみよう。
そして、もしも、社長に「これは違う」と言われたら、
その時は勘違いをしていましたと謝ろう。



私はズルい人になってみようと思った。
これは私への挑戦である。

会社員だけで生きているのなら
素直が一番だ。


しかし、自分が社長の場合、
全ての責任は自分にかかってくる。

自分が時間をかけてやったことに対して
全面的に×をつける必要はないと思う。

テキトウにやったのならそれは駄目だが
本当に一生懸命頑張ったことなら
その行動を全否定することはしないようにしようと
ビジネスをするようになってからそう思うようになった。

その『自分が社長=自分の責任は自分がとる』という気概を
本業にも使ってみたいと思った。


たぶん、私はズルい人になろうとしている。
でも、最終的な責任は社長にある、ある意味お気楽な『会社員』に対して、
全ての責任は『自分』である『マイビジネス』の精神を
私はもっと自覚しようと思った。




モノが納品され、私は意を決して
社長室のドアをノックした。

そして、とても嬉しそうに
社長にそれをお見せした。

社長はどのような反応をされるだろうか。
社長がそれらを確認しているほんの数秒間、
心臓の音が耳の辺りからドクドク聞こえていた。

社長は裏表を確認し
「うん、いいな。」とおっしゃった。

えー!いいんだ!
私の心の中でそう言っていた。

試しに社長に
「私は今回、これをするにあたり
どんな出来上がりのモノがあるのかを調べてみました。

私のこれまでの感覚ではAが普通かなと思っていたのですが
Bも結構な割合であるという事を知りました。
とても勉強になりました。」
と申し上げて、
手に持っていた書類の中から
ネットから画面印刷したものをお見せした。


すると社長は、
「会社から出すのだからBの方がいい」とおっしゃった。

つまり、社長は最初からBのものをお望みだったのだ。

その瞬間、
私の数日間の苦悩・心配は、杞憂に終わった。

そして、これまでの「謝りモード」で
社長に接しなくて良かったと思った。




自分に勝ったような気がした。
昨日までの自分を超えたような気がした。

ただ単に『ズルい人』になったのかもしれない。

でも、自分を肯定する理由付けを一生懸命探したことは
普段、自分を低めに自己評価しがちな自分にはとても勉強になった。



どうしても自分に起こった悪いことは
実際よりもかなり悪いことと感じてしまう。
本当は最悪度がレベル3なのに、
本人はレベル10と思ってしまう。


また、自分はかなり頑張っていて、
頑張り度がレベル10なのに
自分をレベル2と、過小評価しがちだ。



今回のことは、数日間、本当に悩んだ。
うつ病になるのではないかと思うほど悩んだ。
自己否定の数日間だった。

でも、結果は、考えすぎだった。



自分が『最悪な状況』と思っても
実はそれほどのことでもないことの方が多い。
自分の中で勝手にそのレベルを上げている。


また、自分は結構頑張っているのに
どうしても自分に対する評価は厳しくなる。
今回のように、積極的に自分を肯定することが必要だと感じた。





今回は
『最悪な事態』のレベルは自分が思っているほど高くない

ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。




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