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小さなゴミ箱で生活する【音声と文章】

山田ゆり
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1530日目。
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どちらでも短時間で楽しめます。






おはようございます。
山田ゆりです。





今回は
小さなゴミ箱で生活する
をお伝えいたします。



いつも部屋の中は散らかっていた。
モノが溢れ、片付けてもなぜかすぐにちらかってしまう。

もっとシンプルに暮らしたい。
モノもこころも。




私はかつて、モノで溢れた旧宅で暮らしていた。

人のせいにしていると言われそうだが、母は片づけがうまい人ではなかった。
そして、後始末が下手な人だった。

どんな後始末かというと、例えば、使った包丁は洗わずにそのまま台所に置いておく人だった。
ほうれん草などを湯がいた鍋は、鍋の内側や蓋に汚れがあっても洗わずにそのまましまう人だった。

50坪の家は、広いはずなのに、部屋にはいつも服や新聞・チラシ・洗濯物などで散らかっていた。


ゴミも毎日大量に出るため、各部屋のごみ箱は大きなものが置かれていた。

全員が集まる居間には3種類の分別用のごみ箱があり、さらにその隣には燃やせるものと燃やせないゴミのごみ箱が置かれていた。


トイレの汚物入れは、市販されている一般的な大きさの汚物入れを使っていたが、母が認知症になって紙パンツをはくようになってからは、40ℓの大きなゴミ箱が便器の後ろの方に置くようになった。


毎週たくさんのごみが出る我が家は、ごみ箱は大きいのが当たり前だった。
私もそれが当たり前だと思っていた。



しかし、新居を建てることになった時、どのように暮らしたいかを想像してみた。

夫が急逝した時に、散らかり放題の自分たちの部屋全てを警察の方々に図面を書きながら見られたという恥ずかしい経験を経て、私はモノが少ない生活をしようと考えていた。



独身時代の私にとっては高価な服。
今は着る機会が少ないけど、その内、着たい。

普段は着たいとは思わない、ちょっと肩の凝りそうな服。
でも捨てるのはもったいない。

そう思ってクローゼットの中は満員電車なみで悲鳴が聞こえてきそう。


いつか着る、それはいつなの?
しかも、数年経ってしまった服のデザインは時代遅れも甚だしい。

あの頃流行ったボディコンシャスなデザインは、肩パットが異様に厚くて今は恥ずかしくて着られない。
だったら捨てればいいのに、高価なものだったから、そしてどこも悪くないから捨てられない。



新居に移る時に、半分以上はゴミに出した。
でもまだ半分は未練たっぷりで残っている。
そしてやっぱり昨年は一度も袖を通さずに過ぎていった。

そろそろ、また、クローゼットの中を見直そう。


新居に移り、私の中で大きく方針を変えた一つにゴミ箱がある。


旧宅の各部屋のごみ箱は大きめの物を意識して置いていたが、新居は極力小さめにした。

例えば、脱衣所のごみ箱は長い辺でも15㎝だ。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/07/20230711_061000-scaled.jpg


そして私が毎日PC入力をしている書斎のごみ箱。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/07/20230711_053720-scaled.jpg

お菓子の空箱なのだが、長い辺は13㎝くらい。


また、私の寝室のごみ箱。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/07/20230711_053502-scaled.jpg

メジャーを置くのを忘れて撮ったが、先ほどの書斎の物よりも小さい。

その箱がいっぱいになったら家のごみの終着点ある台所のごみ箱に入れることにしている。
https://yamayuri58.com/tyoubo/wp-content/uploads/2023/07/20230711_061332-scaled.jpg


だから、部屋はいつもすっきりしている。
ごみは溜めない。


もう、夫の急死のようなことは起きてほしくない。でも、人生は分からない。
例えば私がいつ、どのような死に方をするのかは分からない。


人の終わりは突然やってくることはこれまで、弟、父、伯母、母、夫の5人を見送ってきたからもう脳内には刻み込まれている。

この世とお別れした時に残された人が困らないように自分の周りだけでも綺麗を維持していきたいと思う。


ゴミ箱が大きいとつい、「まだ入る」と気が緩み、そのままにしてしまいがちだ。



「部屋にゴミがある状態は嫌だ」
というこの感性は維持していきたいと思う。






今回は
小さなゴミ箱で生活する
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。






P.S.
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