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田畑を相続した我が家の場合~大きい畑 その3~【音声と文章】

山田ゆり
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※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも数分で楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。

今回は
田畑を相続した我が家の場合~大きい畑 その3~
をお伝えいたします。




※このシリーズの一つ前はこちらです。
↓(大きい畑その2)
https://note.com/tukuda/n/nb9320677f5ad



「大きい畑」に関して、
「ハウスの解体と鉄骨代金の回収」
「ビニールなどの農業資材の収集運搬と処分」
二つが課題として上がってきた。


その件をまずは農業委員会の調整委員の方に報告の電話をした。
私が電話するより前に、借りたいという人(Sさん)から調整委員の方に電話が入っていて事の次第は知っていた。

調整委員の方はこれまでとても親身になって対応をしてくださっていて、私たちはその方に全幅の信頼をおいていた。
その方は分からない事をお聞きすると丁寧に教えて下さった。


農業に関する相談先がない我が家としては調整委員の存在はとても大きい。

だから、今回の件も調整委員の方に全てお話をした。



しかし、その日の電話は言葉を選んで言いにくそうにおっしゃっていた。

どうやら今回の件は調整委員の仕事の範囲を超えているらしい。
それは今回が初めてではなく、これまでのこともそれに該当しているようだった。


その方は、突然配偶者を失くし頼るあてもない私たちに感情移入され、どうやら、自分の仕事以上のことを請け負っていたということが分かった。

言葉を選びながら、でも、とても申し訳ないという気持ちが手に取るように分かる。
そうか。
なんでも調整委員の方に頼っていいものだと勘違いしていた私の落ち度である。


つまり、今の問題は、Sさんと私とのやり取りで決めることであり、調整委員の方がどうこうすることではないということが分かった。



私の腹は決まった。
とにかく、あの畑のことはすぐに取り掛からなければいけないことだ。




「大きい畑」に対して私がすることは二つ。


まずは、ビニールハウスを解体して撤去すること。
Sさんが、「山田さんの方で、どこかに見積もりを取ってもらって、その中から選ばれてもいいかもしれない。
そしてもしも、丁度良い業者を見つけることができなかったら、私の知り合いでそういう業者を知っているから、値段的に合うのだったらそちらを紹介してもどちらでもいい」とおっしゃってくださった。


なるほど。業者さんに見積もりを取っていただくこと自体、仕事柄なれているから気持ちの抵抗は全くない。事務を30年以上してきた経験がここで役立つことに嬉しさを感じた。


私は早速、PCで検索してみた。
すぐに見つかると思っていたが、そうでもなかった。
恐らく、検索のワードが適切ではなかったかもしれない。

地元の地名も入れて検索したが、かえってヒットしなくなった。
あれこれ1時間以上、ネットの世界をぶらぶらし、全国ネットの業者を選んだ。


その日は日曜日だったので電話ができず、とりあえずメールを送った。
「メールを受け取りました」のメールが届いた。これは自動返信メールであり、私のメールを実際は見ていないのは分かっている。



翌日の午前中にメールが届いた。
どんな業者さんを紹介してくださるのだろうかとワクワクしてメールの本文を読んだ。

<<弊社の提携先では対応可能な解体業者がおりませんでした。<<

全国ネットだとうたっているのに、対応できる業者がいないとは。
つまり、私の住んでいるところは「国内」ではないということか。
これは良くあることだからさほど落ち込まなかった。



またネットの世界で探さなければいけない。
私はもともとネット検索があまり得意ではない。

ネット検索は一見便利そうで、実は、知らず知らずの内に時間が過ぎてしまう。
それがとてももったいない。


私は自分で探すのを諦め、Sさんが知っている業者さんを使うことに決めた。
さっそっく、その日の夜にSさんへ電話をし、業者さんと連絡を取ってほしいとお願いした。




そして二つ目は、農業資材の撤去だ。
Sさんが、まずはビニールハウスを解体・撤去すれば、農業資材を一か所に集める作業がやりやすいから、先にビニールハウスを解体させてほしいとおっしゃっている。

どちらもいつかはやらなければいけないことだから、迷っている時間はない。
夫が残した負の遺産の清算は私の仕事だ。

これを次の世代へ丸投げしてはいけない。そう思っている。


あと一か月もすれば雪が降り始める。
その前までに終わらせないといけない。



Sさんからの電話を私は待った。



今回は
田畑を相続した我が家の場合~大きい畑 その3~をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。








◆◆ アファメーション ◆◆
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