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「便利」には「寂しさ」も一緒にくっついてくる【音声と文章】

山田ゆり
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今回は4分53秒の音声で
「便利」には「寂しさ」も一緒にくっついてくる
ということをお伝えいたします。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。



**文章はここからです***
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。


夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。

ありがとう
あなた。




おはようございます。
山田ゆりです。


今回は、
=============
「便利」には「寂しさ」も一緒にくっついてくる
=============
ということをお伝えいたします。




「〇〇ちゃーん」
私はお風呂の中から娘を呼ぶ。
「はーい。何?」
娘がやって来る。
「8分、お願いしまーす。」
「はーい。」


我が家のお風呂の追い炊きの操作は
お風呂の外でしかできない。


我が家は築50年以上になる。


当初、我が家にお風呂はなかった。
夜になると、
ご近所の親戚のお宅にもらい湯をしていた。


やがて歩いて5分位のところに
温泉ができた。

そこは時間を決めて、「男湯」と「女湯」が
設定されている小さな温泉だった。


それから数年後に
やっと我が家にもお風呂ができた。


もう、お風呂のために
あちこち歩きまわらなくてもいいと思うと嬉しかった。


我が家のお風呂は玄関から入ってすぐのところにある。
そこは最初、漬物用の部屋だった。
母がたくさんの漬物を作って
複数の樽がある部屋だった。


お風呂場として造り変えたその部屋は
25センチの段差があった。

ドアを開け、よっこらしょと上がったところが
いきなりお風呂場だった。


つまり、我が家に脱衣所はない。
昔は夜、寝る時以外は
玄関に鍵をかける習慣はなかった。


だから、お風呂から上がったタイミングに
来客が玄関の戸を開けるのと一緒になる事がよくあった。


今思い返すと、お風呂に入る時に
鍵を掛ければ良かったと気づくが
当時は、鍵をかける習慣がなかったから
そのことに気が回っていなかった。


昔は薪を焚いてお風呂を沸かしていた。
当時は、親戚から
リンゴなどの木を切ったものをもらってきて
庭で父が薪割をしていた。


筋骨隆々の父の姿が懐かしい。

その内、薪と灯油、
どちらでもできるボイラーに変えた。

そして、現在は
灯油だけのボイラーを使っている。


我が家のお風呂にはシャワーがない。
だから、夏でも毎日お風呂に入っている。


お風呂を焚くのは今どきのタッチパネルではなく、
ダイヤルをぐるっと回すだけ。
そのタイマーはお風呂場の入り口付近にある。


つまり、自分がお風呂に入っていて
追い炊きをしたい時は
ドアを開けて玄関にあるそのタイマーを
回さなければいけない。


娘たちは自分でそれをやっているが
私はお風呂の外は寒いから出たくない。


だからいつも娘たちを呼んでいる。



こんなご時世ではございますが
ただ今我が家の建て替え計画進行中。


昨日、新居の引き渡しを受けた。
引っ越しは10日位あとなので
実際にはまだ生活していない。


新居のお風呂の追い炊きなどの操作は
お風呂の中にあるタッチパネルでできる。


今どきそれが常識なのだが
お風呂の中で自由に追い炊きできることに
やはり驚く。


もう、追い炊きの時に
娘を呼ぶことは無くなる。


便利になったものだ。
でも、ちょっぴり、寂しさを感じる。


「便利」には「寂しさ」も一緒にくっついてくる。


「手間」を省くことで「便利」になる。


すると、今まで「手間」と思っていたものが
大事なものだったと感じるから不思議だ。



何かを得れば何かを失う。
何かを失えば何かを得る。


そういうものだ
と自分に言う。



今回は
============
「便利」には「寂しさ」も一緒にくっついてくる
============
ということをお伝えいたしました。



本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。



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