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重い雪が降りました【音声と文章】

山田ゆり
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昨夜から降り続いた雪は想像以上に積もった。
まさか、除雪車が出るほどだとは思っていなかったから、朝、少し慌てた。



4:45に起床した。
寝汗で汗ばんだ肌着を取り換え寝室を出た。
雪はどのくらい降っただろうかと想像しながら階段を下りた。

玄関のドアを開け、風除室のドアを見る。
想像以上の雪がガラス戸に投げつけられたように積もっていた。
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雪を撫でるように目を向こうに動かすと、玄関には除雪車が置いていった雪の塊がゴロゴロあった。

これはいけない。
すぐに雪かきをしないと会社に間に合わない。

私はキッチンに行き、水を飲み、書斎のPCを起動し、DMとチャットで朝の挨拶をしてロングのダウンコートに帽子をかぶり、玄関を出た。

昨夜寝る前に外を確認した時、雪は1㎝もなかった。今晩の雪でやっと冬らしくなるかなと悠長なことを思っていた。


しかし、今朝は7~8㎝くらい積もっていた。
しかも、玄関の道路は除雪車が置いていった氷の塊が岩のようにあった。

早速、ママさんダンプで除雪車が置いていった雪をすくい始めた。
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小さな雪が強風にあおられながら斜めに降っていた。見た目は細かい雪だが、積もった雪は水分を含んでいて重かった。

これは思っていた以上に時間がかかるぞ。
私は心して雪かきを始めた。
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少しすると暑くてたまらなくなった。
この状態を我慢していては危険だと感じ、一旦、家に入って、中に着ていたセーターと薄い上着を脱いだ。

そしてぬるめの水を飲み、再びダウンコートを着て帽子をかぶった。
コートを着なくてもいいほど体は熱かったが、外は吹雪いている。
しかも水分を多く含んだ雪だから、コートを着ない訳にはいかない。

私はぬるめの水が入ったコップを玄関に置いて外に出た。
写真には写っていないが、相変わらず小さな雪が斜めに降っている。
私はまた黙々と雪かきを始めた。
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「おはよう!降ったねぇ。しかも今朝の雪、重いねぇ。」

新聞配達のおばさまに声を掛けられた。
おばさまと言っても70代後半の方だ。私が知っているだけでも30年以上新聞配達をされていらっしゃる方だ。


私達は二言三言、会話をし、おばさまはビニール袋に入った新聞を手に持ち、お隣の玄関に向かって歩き出していった。




玄関周りの除雪車が置いていった雪をやっと寄せ終えた。
今朝は重い雪だからいつもより時間がかかった。
汗もビッショリかいた。
後は娘たちに任せよう。
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玄関に入り用意していた水を飲んだ。
ぬるめの水が喉を通って胃までに到達するまでの道のりが手に取るように分かった。


ロングブーツを脱ぐときに足がつってしまい、苦笑した^^







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重い雪が降りました

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