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夏の夜(つぶやき)【音声と文章】

山田ゆり
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※note毎日連続投稿1616日をコミット中! 1568日目。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも短時間で楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。

今回は
夏の夜(つぶやき)
をお伝えいたします。




朝目覚めてすぐにお隣を見るともう窓が開いている。
まだ4時台なのに、お母さんは大変だなと昔の自分と重ねる。

お隣のお宅には保育園児くらいのお子様がいるようで、時々、お風呂場で嫌がる泣き声が聞こえる。
子育て、大変だろうなぁと、我がことのように思う。



子どもたちがまだ小さかった頃は、ダブルの布団を横に2枚並べ、私たち夫婦が両端になり3人の娘たちを囲むように川の字になって寝ていた。
子どもたちは誰が私の隣になるか、競っていた。
また、真ん中はお父さんともお母さんとも隣り合わせにならないから不人気だった。

子どもは寝相が悪く、寝ながら回転して、子どもの足が私の顔にあたり、そんな時は寝ぼけた娘に顔を蹴られた。

また、夜中に目覚めて頭の数を数えると一人足りない!
目を凝らしてみると部屋の隅っこで寝ていたりする。
私は夜中に何度か目覚め、布団から落ちている娘を抱っこして元の位置に戻してあげたりする。

お腹のあたりにだけタオルケットが当たるように掛けてあげる。
夫は子どもたちがどこで寝ているかなんて心配することもなく大きないびきをかいて万歳する格好で寝ている。
「もう、あなたったら(笑)」
大きな子どもがもう一人いるようなものだった。



私がまだ小さかった昭和40年代の頃は蚊帳を張って、蚊取り線香をたいて寝たものだ。
網戸のある窓は全て開け放していた。不用心だと思うが、当時、窓は開け放して寝るのが当たり前だった。周りのお宅もそうだから不思議でもなかった。


夕飯の後に食べたスイカが効いて、夜中にトイレに起きる時があった。
静かに蚊帳をたくし上げ、蚊が入ってこないように素早く下ろした。でもいくらかは中に入ってきて、蚊に食われてところどころ赤く腫れてしまっていた。


日中は暑くても、夜は涼しく、明け方は少し寒いくらいだった。熱帯夜という言葉が東京方面にはあるらしいと知ったのは大人になってからだった。



「んぎゃ~!」
突然、お隣のお子様の声が聞こえた。
どうやら目覚めたらしい。

その声は小学生から還暦の私へ戻る合図になった。





今回は
夏の夜(つぶやき)
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。








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