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「ある」ということに目を向ける【音声と文章】

山田ゆり
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年齢を重ねると体のあちこちに支障をきたしてくる。

最近、PCの入力のスピードがガタ落ちしている。

特に右手の動きが遅くなった。

私は昔から手先がどちらかと言えば器用な方だと思う。
指先を動かしているのが好きで、それが高じて19歳の頃から40年以上、ワープロやPCを好んで使用してきた。


だから手を酷使してきたと自分でも感じている。



数年前、私は「拇指CM関節症」と診断された。
それは親指の付け根が痛くなる症状で、加齢・ホルモンバランスの変化が主な理由だ。

普段、私たちの関節は軟骨が骨を覆っていてクッションの役割をしているが、親指に強い負担を掛ける動作をしている人がなりやすいそうだ。また、40歳以上の女性がなりやすいとも言われている。



親指の付け根が痛いから、例えばPC作業の「ドラッグ」が片手ではできない。
マウスで捕まえた画面を移動させる時に左手を添えて移動を助けないとできない。

対処法の一つとして、鈍痛の緩和に有効な固定装具(サポーター)を時々装着している。
サポーターを使用することにより関節を休ませ、正しい状態になるように導かれる。
ただし、PC作業の時は外さないとできないから、装着する時間は限られている。





歳を取ったなと感じる。

気持ちの面ではまだやれる。
ぼんやりしている30代、40代よりはできると思っていても、動作が遅くなっていることに時々気づき、少し凹む。




当たり前だが誰でも歳をとる。

自分だけが多く歳をとっているのではないと分かっているが
やはり、生き生きと機敏に動いている若者を見ると羨ましい。



若い人はいいなとつい思ってしまう。
私にとって、20代は勿論、40代、50代も「若い」と感じる年代だ。
でもきっと、将来、80代になった私は、「60代の人が羨ましい」と思っているだろう。




「無いものねだり」はしない。


歩くことができる
自分で食べることもできる
やりたい仕事ができている

話し合える家族もいる
「おはよう」「おやすみ」と言える仲間がいる





「無いものねだり」よりも
「ある」ということに目を向けよう








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「ある」ということに目を向ける

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