世界史とデザインすること!
世界史ってみなさん勉強したことありますか!
私たち人間がどこから来て、そしてどのように現代を生きているのかを知れる。それが世界史の面白さです。
いつかのnoteで書いたのですが、高校の時は世界史選択クラスでした。
なんでも知りたい「なぜ?なぜ?」っ子だったので、世界史が好きで選択してはずなのですが、授業はすごく嫌いだったのです。
嫌いな理由は、暗記ばかりさせられてたから。
「○○朝○○が○○を倒して○○朝○○ができたのが○○年」
この○○をひたすら覚えさせられる。そんな授業だったんです。(先生が面白くなかったからかも)
大体世界史の初めは、文明ができた年と場所を覚えさせられます。教科書にも場所と年と名前が書かれています。
まあテストに出るから覚えるけど、こんなこと覚えてどうするの?とばかり考えてました。
本当に私が知りたかったのはなぜ・どのようにできたのか?と言うことだったんです。
私の世界史の先生はそんなこと教えてくれなくて、ひたすら音読される名所と名前と年号。
そして1年間授業を受けてたはずなのに、卒業する時には何一つ覚えてない。(授業ほとんど寝てたので)
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そんなことを本屋の歴史本コーナーで思い出した。世界史入門本がずらりと並んでいて、自然と手を伸ばして目次を眺めていた。
「化石の発見がかたる人類の歴史」
「キリスト教が生まれた理由」
「文字を生み出した民族とは?」
「美術作品が神から人の目線へ変わったルネサンス」
などと歴史を振り返るとともに、私たち人間の起源に関わるような出来事が目次に書かれていた。
読んでみると聞いたことがある単語ばかり。でも名前しか知らなかった。(授業寝てたから)
この本は人間の誕生〜現代と人間が歩んできた歴史を、年号を使わずに一つのストーリーとして書かれています。
当たり前だがすべての出来事には発生した理由があるわけで、「○○朝○○が○○を倒して○○朝○○ができたのが○○年」と○○を覚えるよりも、なぜその○○が発生したのかを歴史を1本ストーリーで教えてくれます。
そしてなぜタイトルは「世界史で気づくデザインすること」なのか?
世界史だけでなく歴史を学ぶと、人間が歩んできた道を知れるような気がします。そして人間とはなんだろうと考えさせられるような。
ベトナム生まれですが、小学校〜高校は日本で過ごしていて思うのが日本の学校では受け身の授業が多い気がする。
歴史の登場人物の名前、年号、めちゃくちゃな量を覚えさせられるのに、その歴史上の背景を教えてくれる時間は少ないし考える機会も少ないって感じます。
数学だとものすごい量の公式を覚えさせられる。だけどその公式が成り立つ根本的な問題は全然教えてくれない。
そんなんで覚えられるわけがないよーー!
だから表面的な部分ではなく、根本的な部分を知らなければいけないような気する。
それってデザインする上で大事なことだと思った。
私が学んでいる多摩美術大学情報デザインコースが開催している #できごとのかたち 展にて
noteなどのデザイナーをしている深津 貴之さん(@fladdict)またTHE GUILDのこばかな(@kobaka7)さん、専任講師の清水淳子先生(@4mimimizu)のトークショーがありました。
そこでのコーチングのお話で、
クライアントに質問をし続けることで、本人が考えていた悩みが実は別のところに原因があるのがわかる。
とおっしゃっていて、とてもためになりました。
なにかをデザインするにはちゃんと根本的な部分に気づかないといけないし、表面的な部分ではなくて根本的な原因を見極める必要があるんですね。
世界史を学ぶときの「なぜ?なぜ?」という気持ちと同じなんだなとおもいました。
何かを学ぶときの「なぜ?なぜ?」精神、勉強だけでなくてデザインするときにも忘れないようにしたい。
よろしければ〜!いただいたサポートでデザインの勉強がんばります。