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わたしと「映画のような1コマ」
夜だから、そしてわたしのnoteだから
こんな話をしようと思います。
人生で1度、「あ、これ映画のワンシーンみたいなキュンとする場面だ」と思える出来事を経験しました。
大学生の頃の話です。
ある授業で長らくグループ活動を共にした男の子がいました。
よく集まって話し合いをする中で、わたしたちグループはそれなりに仲良しでした。
最後は打ち上げをするほどに。
その男の子のことは、「いいな」「仲良くしていたいな」と思えるくらい良い人でしたが、残念ながらすぐにキャンパス移動してしまいました。
わたしの性格的に何も進展は出来ず・・・
最後は、「じゃあ」って感じで終わった気がします。
それから半年以上後、学祭の時です。
人混みの中、ある出展ブースのテントの奥にあの男の子を見つけました。
男の子と目が会った時に、彼もわたしもしっかりお互いを認識したようでした。
そして、口パクで
「 ひ さ し ぶ り 」
と伝えてくれました。
わたしは、ニコッとしながら頷いたと思います。
それから、人混みで視界が隠されてしまいました。
すっかり現実に戻されて、そのまま会いにもいかず、男の子とはそれっきりです。
今でも、あの時の映像は鮮明に覚えています。
あの時は、本当にわたしが主人公のようでした。
大切な大切な思い出です。
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