わたしと映画|わたしの幸せな結婚
朧の映画記録 #2
わたしの幸せな結婚
公開 2023年3月17日
監督 塚原 あゆ子
原作 顎木あくみ『わたしの幸せな結婚』
主題歌 SnowMan『タペストリー』
ジャンル ファンタジー・ロマンス
3月公開のこの作品が、最近所々でスクリーン締めしたということで、
わたしの記録を付けようと思います。
わたしがこの作品を観に行ったのは、公開して間もない頃です。
原作は未読ですが、予告を観て多分「好きな系統だ」と直感しました。
物語は、ファンタジーロマンス。
ファンタジーの世界を実写すると、CGと役者との違和感が気になるので、
わたしはあまり好みません。
ましてこの作品は、明治大正期を彷彿とされる歴史的要素と異能という特殊能力の要素、この両方を実写化するのです。
そんな心配は、物語が始まってすぐ消えました。
冒頭のCGとちょっと不気味で何か始まると思わせる音楽と踊り。
圧巻でした。映画館で観て正解です。しっかり掴まれました。
物語はこのまま、時代物ストーリーの中で、時折魔法のような綺麗な映像(つまりCG)を織り交ぜながら進んでいきます。
わたしの感想としては、
物語の内容が面白くて、原作を知らなくてもしっかり楽しめました。
若手やジャニーズを多く配役していましたが、
主演の二人を筆頭に表情の演技がとても良かった印象です。
特に違和感を感じることなく作品を楽しむことができました。
あれは、もしや続きが…?という終わりでした。
もし続くのであればぜひまたスクリーンで観たいものです。
(唯一気になるところがあるとすれば、終盤の戦闘シーンがややリアルさがなくて違和感なくアクションするのは難しいのだなあと。音楽もそれ?なんて思ったり。)
CGのレベルの高さと綺麗な映像が、この世界観を作り上げていて、
監督をはじめとするチームのこだわりと技術を感じました。
映画を観て、監督や美術スタッフ、演出など裏方に興味が湧いた作品はこれが初めてです。
塚原あゆ子監督、これからも要チェックです。
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